STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第19回 言語聴覚士国家試験 第62問

高次脳機能障害第19回

第19回 言語聴覚士国家試験 第62問(高次脳機能障害)の正答は 2 です。視覚認知の障害について誤っているものを選ぶ。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
誤っているのはどれか。
  1. 1.統覚型視覚失認では模写に時間がかかる。
  2. 2.視覚性失語では物品のカテゴリー分類が困難である。
  3. 3.皮質盲における盲の否認をアントン症状という。
  4. 4.複雑幻視の原因の1つにてんかんがある。
  5. 5.相貌失認の病巣は紡錘状回を含む。

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 41.9%難問

93人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2番 — 視覚性失語では物品の分類・使用は保たれる

視覚認知の障害について誤っているものを選ぶ。


【各選択肢の解説】

1.統覚型視覚失認では模写に時間がかかる:✅正しい。形の知覚自体が障害され、模写が困難になる。

2.視覚性失語では物品のカテゴリー分類が困難である:❌誤り(=正答)。視覚性失語は視覚提示物の呼称が困難になるが、物品の認知・分類・使用は保たれる。

3.皮質盲における盲の否認をアントン症状という:✅正しい。視覚障害を自覚せず否認する。

4.複雑幻視の原因の1つにてんかんがある:✅正しい。後頭・側頭葉てんかんなどで生じうる。

5.相貌失認の病巣は紡錘状回を含む:✅正しい。紡錘状回(顔領域)の障害で生じる。

→ 誤っているのは2番が正答となる。


【試験対策ポイント】

視覚性失語=見て名前が言えない(呼称障害)が、認知・分類・使用は可能。一方、視覚失認は認知そのものの障害。「分類が困難」なのは失認であり、視覚性失語ではない点が鑑別の鍵。なお選択肢5の「紡錐回状」は紡錘状回の誤記である。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題の初回正答率は41.9%——受験者の58%が落としている難問です。こういう範囲は1問ずつ解説を読んでも埋まりません。ST国試ノートなら「なぜそうなるか」を頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第19回 全問一覧

▶ 高次脳機能障害 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)