第19回 言語聴覚士国家試験 第97問
補聴器・人工内耳第19回
第19回 言語聴覚士国家試験 第97問(補聴器・人工内耳)の正答は 3 です。オープンフィッティングの補聴器について正しいものを選ぶ。
問題
オープンフィッテイングの補聴器について正しいのはどれか。
a.ハウリング抑制の機能が重要である。
b.イヤモールドは用いられない。
c.外耳道共鳴が起きない。
d.250Hzから1,000Hzの聴力が30dBHLの高音漸傾型の成人難聴者は適応となる。
e.高音域の増幅率は外耳道を密閉した補聴器と同等である。
1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 44.9%難問
107人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — ハウリング抑制が重要で高音漸傾型に適応する
オープンフィッティングの補聴器について正しいものを選ぶ。耳栓部を開放した装用形態である。
【各選択肢の解説】
a. ハウリング抑制の機能が重要である
✅ 正しい。外耳道を開放するため音が漏れやすく、ハウリング抑制が重要になる。
✅ 正しい。外耳道を開放するため音が漏れやすく、ハウリング抑制が重要になる。
b. イヤモールドは用いられない
❌ 誤り。本問では誤りとされる。開放型のチップやモールドが用いられることがある。正しくは、開放型のドームや、ベントを大きくした開放型のイヤモールドを用いることがある。
❌ 誤り。本問では誤りとされる。開放型のチップやモールドが用いられることがある。正しくは、開放型のドームや、ベントを大きくした開放型のイヤモールドを用いることがある。
c. 外耳道共鳴が起きない
❌ 誤り。外耳道を開放しているため、自然な外耳道共鳴は保たれる。正しくは、外耳道共鳴は起き、補聴器を着けていないときに近い自然な共鳴が保たれる。
❌ 誤り。外耳道を開放しているため、自然な外耳道共鳴は保たれる。正しくは、外耳道共鳴は起き、補聴器を着けていないときに近い自然な共鳴が保たれる。
d. 250Hzから1,000Hzの聴力が30dBHLの高音漸傾型の成人難聴者は適応となる
✅ 正しい。低音域が比較的良好で高音域が低下する型に適する。
✅ 正しい。低音域が比較的良好で高音域が低下する型に適する。
e. 高音域の増幅率は外耳道を密閉した補聴器と同等である
✅ 正しい。低音は開放部から抜けるが、必要な高音域の増幅は確保できる。
✅ 正しい。低音は開放部から抜けるが、必要な高音域の増幅は確保できる。
→ 正しいのはa・d・eの組合せである3番が正答となる。
【試験対策ポイント】
オープンフィッティングは低音域の聴力が良く高音域が低下する(高音漸傾型)軽中等度難聴に適応。開放によりこもり(自声の閉塞感)を抑え外耳道共鳴を保つ一方、音漏れによるハウリング対策が重要になる。
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