第20回 言語聴覚士国家試験 第105問
病理学第20回
第20回 言語聴覚士国家試験 第105問(病理学)の正答は 2 です。悪性貧血はビタミンB12の欠乏による貧血で、赤血球の産生(成熟)が障害される無効造血が本態である。
問題
誤っている組合せはどれか。
- 1.再生不良性貧血 ― 赤血球産生の低下
- 2.悪性貧血 ― 赤血球破壊の亢進 ✓
- 3.腎性貧血 ― 赤血球産生の低下
- 4.溶血性貧血 ― 赤血球破壊の亢進
- 5.鉄欠乏性貧血 ― 赤血球産生の低下
正答:2番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 39.7%難問
234人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2番 — 悪性貧血 ― 赤血球破壊の亢進
悪性貧血はビタミンB12の欠乏による貧血で、赤血球の産生(成熟)が障害される無効造血が本態である。赤血球破壊の亢進が原因ではなく、「悪性貧血―赤血球破壊の亢進」の組合せ2は誤りである。
【各選択肢の解説】
1. 再生不良性貧血 ― 赤血球産生の低下
✅ 正しい組合せ。骨髄の造血幹細胞が障害され、赤血球を含む血球の産生が低下する。汎血球減少を特徴とする。
✅ 正しい組合せ。骨髄の造血幹細胞が障害され、赤血球を含む血球の産生が低下する。汎血球減少を特徴とする。
2. 悪性貧血 ― 赤血球破壊の亢進
❌ 誤った組合せ(=正答)。悪性貧血はビタミンB12欠乏による産生(成熟)障害が本態で、破壊の亢進ではない。巨赤芽球性貧血の一型である。正しくは、悪性貧血はビタミンB12欠乏による赤血球産生(成熟)の障害で、赤血球破壊の亢進が本態なのは溶血性貧血である。
❌ 誤った組合せ(=正答)。悪性貧血はビタミンB12欠乏による産生(成熟)障害が本態で、破壊の亢進ではない。巨赤芽球性貧血の一型である。正しくは、悪性貧血はビタミンB12欠乏による赤血球産生(成熟)の障害で、赤血球破壊の亢進が本態なのは溶血性貧血である。
3. 腎性貧血 ― 赤血球産生の低下
✅ 正しい組合せ。腎機能低下によりエリスロポエチンの産生が減り、赤血球産生が低下する。慢性腎臓病に伴う貧血である。
✅ 正しい組合せ。腎機能低下によりエリスロポエチンの産生が減り、赤血球産生が低下する。慢性腎臓病に伴う貧血である。
4. 溶血性貧血 ― 赤血球破壊の亢進
✅ 正しい組合せ。赤血球が寿命より早く破壊され貧血となる。破壊亢進が本態で黄疸を伴いやすい。
✅ 正しい組合せ。赤血球が寿命より早く破壊され貧血となる。破壊亢進が本態で黄疸を伴いやすい。
5. 鉄欠乏性貧血 ― 赤血球産生の低下
✅ 正しい組合せ。ヘモグロビン合成に必要な鉄の不足で赤血球の産生が障害される。最も頻度の高い貧血である。
✅ 正しい組合せ。ヘモグロビン合成に必要な鉄の不足で赤血球の産生が障害される。最も頻度の高い貧血である。
【試験対策ポイント】
貧血を産生低下と破壊亢進に分けて整理する。
| 機序 | 代表疾患 |
|---|---|
| 産生の低下 | 再生不良性・腎性・鉄欠乏性・悪性貧血 |
| 破壊の亢進 | 溶血性貧血 |
要点は悪性貧血=B12欠乏による産生障害であり、破壊亢進の溶血性貧血と区別する点である。破壊が亢進するのは溶血性貧血だけと押さえる。
📘 STカコモンの有料教材
この問題の初回正答率は39.7%——受験者の60%が落としている難問です。こういう範囲は1問ずつ解説を読んでも埋まりません。ST国試ノートなら「なぜそうなるか」を頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク(広告)
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)