第20回 言語聴覚士国家試験 第105問
病理学第20回
第20回 言語聴覚士国家試験 第105問(病理学)の正答は 2 です。悪性貧血はビタミンB12の欠乏による貧血で、赤血球の産生(成熟)が障害される無効造血が本態である。
問題
誤っている組合せはどれか。
- 1.再生不良性貧血 ― 赤血球産生の低下
- 2.悪性貧血 ― 赤血球破壊の亢進 ✓
- 3.腎性貧血 ― 赤血球産生の低下
- 4.溶血性貧血 ― 赤血球破壊の亢進
- 5.鉄欠乏性貧血 ― 赤血球産生の低下
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 39.2%難問
130人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 悪性貧血 ― 赤血球破壊の亢進
悪性貧血はビタミンB12の欠乏による貧血で、赤血球の産生(成熟)が障害される無効造血が本態である。赤血球破壊の亢進が原因ではなく、「悪性貧血―赤血球破壊の亢進」の組合せ2は誤りである。
【各選択肢の解説】
1. 再生不良性貧血 ― 赤血球産生の低下
❌ 正しい組合せ。骨髄の造血幹細胞が障害され、赤血球を含む血球の産生が低下する。汎血球減少を特徴とする。
❌ 正しい組合せ。骨髄の造血幹細胞が障害され、赤血球を含む血球の産生が低下する。汎血球減少を特徴とする。
2. 悪性貧血 ― 赤血球破壊の亢進
✅ 誤った組合せ(=正答)。悪性貧血はビタミンB12欠乏による産生(成熟)障害が本態で、破壊の亢進ではない。巨赤芽球性貧血の一型である。
✅ 誤った組合せ(=正答)。悪性貧血はビタミンB12欠乏による産生(成熟)障害が本態で、破壊の亢進ではない。巨赤芽球性貧血の一型である。
3. 腎性貧血 ― 赤血球産生の低下
❌ 正しい組合せ。腎機能低下によりエリスロポエチンの産生が減り、赤血球産生が低下する。慢性腎臓病に伴う貧血である。
❌ 正しい組合せ。腎機能低下によりエリスロポエチンの産生が減り、赤血球産生が低下する。慢性腎臓病に伴う貧血である。
4. 溶血性貧血 ― 赤血球破壊の亢進
❌ 正しい組合せ。赤血球が寿命より早く破壊され貧血となる。破壊亢進が本態で黄疸を伴いやすい。
❌ 正しい組合せ。赤血球が寿命より早く破壊され貧血となる。破壊亢進が本態で黄疸を伴いやすい。
5. 鉄欠乏性貧血 ― 赤血球産生の低下
❌ 正しい組合せ。ヘモグロビン合成に必要な鉄の不足で赤血球の産生が障害される。最も頻度の高い貧血である。
❌ 正しい組合せ。ヘモグロビン合成に必要な鉄の不足で赤血球の産生が障害される。最も頻度の高い貧血である。
【試験対策ポイント】
貧血を産生低下と破壊亢進に分けて整理する。
| 機序 | 代表疾患 |
|---|---|
| 産生の低下 | 再生不良性・腎性・鉄欠乏性・悪性貧血 |
| 破壊の亢進 | 溶血性貧血 |
要点は悪性貧血=B12欠乏による産生障害であり、破壊亢進の溶血性貧血と区別する点である。破壊が亢進するのは溶血性貧血だけと押さえる。
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