第23回 言語聴覚士国家試験 第5問
病理学第23回
第23回 言語聴覚士国家試験 第5問(病理学)の正答は 1 です。浮腫は組織間質に水分が過剰貯留した状態で、①静脈圧・毛細血管圧の上昇、②血漿膠質浸透圧の低下(低アルブミン)、③血管透過性亢進(炎症)、④リンパ還流障害が主な機序である。
問題
浮腫の原因で誤っているのはどれか。
- 1.脱水 ✓
- 2.静脈圧上昇
- 3.リンパ管閉塞
- 4.血管透過性亢進
- 5.膠質浸透圧低下
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 71.6%やさしい
134人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 脱水は浮腫を起こさない
浮腫は組織間質に水分が過剰貯留した状態で、①静脈圧・毛細血管圧の上昇、②血漿膠質浸透圧の低下(低アルブミン)、③血管透過性亢進(炎症)、④リンパ還流障害が主な機序である。脱水はむしろ体液量が減少した状態で、浮腫の原因にはならない。
【各選択肢の解説】
1. 脱水 — ✅誤り(=正答)。脱水は細胞外液量が減少する病態で、浮腫の機序と逆である。
2. 静脈圧上昇 — ❌ 正しい。毛細血管静水圧が上がり濾過が増えて浮腫を生じる(心不全・静脈血栓)。
3. リンパ管閉塞 — ❌ 正しい。リンパ還流が滞りリンパ浮腫を生じる。
4. 血管透過性亢進 — ❌ 正しい。炎症やアレルギーで血管壁の透過性が増し浮腫を生じる。
5. 膠質浸透圧低下 — ❌ 正しい。低アルブミン血症(ネフローゼ・肝硬変・低栄養)で血管内に水を保てず浮腫を生じる。
【試験対策ポイント】
浮腫4機序=静水圧↑・膠質浸透圧↓・透過性↑・リンパ閉塞。脱水は体液減少=浮腫の逆と即答する。
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