第20回 言語聴覚士国家試験 第115問
形成外科学第20回
第20回 言語聴覚士国家試験 第115問(形成外科学)の正答は 3 です。口蓋裂の鼻咽腔閉鎖不全に対しては、咽頭弁形成術(b)やFurlow法(c、ダブルオポージングZ形成術)が用いられ、軟口蓋の延長や咽頭との隙間の縮小で閉鎖を補う。
問題
口蓋裂の鼻咽腔閉鎖不全に対する術式はどれか。
a.四角弁法
b.咽頭弁形成術
c.ファーロー(Furlow)法
d.ミラード(Millard)法
e.マリケン(Mulliken)法
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 63%標準
81人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — b・c
口蓋裂の鼻咽腔閉鎖不全に対しては、咽頭弁形成術(b)やFurlow法(c、ダブルオポージングZ形成術)が用いられ、軟口蓋の延長や咽頭との隙間の縮小で閉鎖を補う。四角弁法(a)・Millard法(d)・Mulliken法(e)は口唇裂の手術であり、鼻咽腔閉鎖不全の術式ではない。
【各選択肢の解説】
a. 四角弁法
❌ 該当しない。四角弁法は口唇裂の形成に用いる術式である。鼻咽腔閉鎖不全に対する手術ではない。
❌ 該当しない。四角弁法は口唇裂の形成に用いる術式である。鼻咽腔閉鎖不全に対する手術ではない。
b. 咽頭弁形成術
✅ 該当する。咽頭後壁の粘膜弁を軟口蓋に縫合し、鼻咽腔の隙間を狭めて閉鎖を補う。鼻咽腔閉鎖不全の代表的術式である。
✅ 該当する。咽頭後壁の粘膜弁を軟口蓋に縫合し、鼻咽腔の隙間を狭めて閉鎖を補う。鼻咽腔閉鎖不全の代表的術式である。
c. ファーロー(Furlow)法
✅ 該当する。軟口蓋を二重のZ形成で延長・再建し、鼻咽腔閉鎖機能の改善を図る。口蓋形成・閉鎖機能改善に用いる。
✅ 該当する。軟口蓋を二重のZ形成で延長・再建し、鼻咽腔閉鎖機能の改善を図る。口蓋形成・閉鎖機能改善に用いる。
d. ミラード(Millard)法
❌ 該当しない。Millard法は口唇裂の修復に用いる代表的術式である。鼻咽腔閉鎖不全の手術ではない。
❌ 該当しない。Millard法は口唇裂の修復に用いる代表的術式である。鼻咽腔閉鎖不全の手術ではない。
e. マリケン(Mulliken)法
❌ 該当しない。Mulliken法も口唇裂の修復に関わる術式である。鼻咽腔閉鎖不全に対するものではない。
❌ 該当しない。Mulliken法も口唇裂の修復に関わる術式である。鼻咽腔閉鎖不全に対するものではない。
【試験対策ポイント】
口唇裂と鼻咽腔閉鎖不全の術式を区別する。
| 対象 | 術式 |
|---|---|
| 鼻咽腔閉鎖不全 | 咽頭弁形成術・Furlow法 |
| 口唇裂 | 四角弁法・Millard法・Mulliken法 |
要点は鼻咽腔閉鎖不全=咽頭弁形成術・Furlow法である。口唇裂の術式(Millard法など)と混同しないよう、対象の部位ごとに整理して覚える。
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