第20回 言語聴覚士国家試験 第118問
呼吸系第20回
第20回 言語聴覚士国家試験 第118問(呼吸系)の正答は 2 です。安静呼気位(機能的残気量位)は、吸気筋と肺・胸郭の弾性が釣り合い、呼吸筋が弛緩した状態をいう。
問題
正しいのはどれか。
- 1.最大呼気位とは肺内の空気を全て呼出した状態である。
- 2.安静呼気位とは呼吸筋が弛緩した状態である。 ✓
- 3.深吸気では腹筋を積極的に利用する。
- 4.無声摩擦音生成時には呼気が停止する。
- 5.持続発声時には横隔膜は徐々に収縮する。
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 45.2%難問
73人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 安静呼気位とは呼吸筋が弛緩した状態である
安静呼気位(機能的残気量位)は、吸気筋と肺・胸郭の弾性が釣り合い、呼吸筋が弛緩した状態をいう。選択肢2が正しい。最大呼気位でも残気量は残り、吸気は横隔膜・外肋間筋が担い、摩擦音や発声では呼気を流し続ける。
【各選択肢の解説】
1. 最大呼気位とは肺内の空気を全て呼出した状態である
❌ 誤り。最大呼気位でも肺内には残気量が残り、空気を全て呼出することはできない。完全には排出されない。
❌ 誤り。最大呼気位でも肺内には残気量が残り、空気を全て呼出することはできない。完全には排出されない。
2. 安静呼気位とは呼吸筋が弛緩した状態である
✅ 正しい(=正答)。安静呼気位は吸気筋が弛緩し、肺・胸郭の弾性が釣り合う位置(機能的残気量位)である。呼吸の安静時の基準位となる。
✅ 正しい(=正答)。安静呼気位は吸気筋が弛緩し、肺・胸郭の弾性が釣り合う位置(機能的残気量位)である。呼吸の安静時の基準位となる。
3. 深吸気では腹筋を積極的に利用する
❌ 誤り。吸気は横隔膜や外肋間筋などの吸気筋が担う。腹筋は呼気に働く筋であり、吸気で積極的には使わない。
❌ 誤り。吸気は横隔膜や外肋間筋などの吸気筋が担う。腹筋は呼気に働く筋であり、吸気で積極的には使わない。
4. 無声摩擦音生成時には呼気が停止する
❌ 誤り。摩擦音は狭めを通して呼気を流し続けることで生じる。呼気が停止するのではなく持続的に流れる。
❌ 誤り。摩擦音は狭めを通して呼気を流し続けることで生じる。呼気が停止するのではなく持続的に流れる。
5. 持続発声時には横隔膜は徐々に収縮する
❌ 誤り。持続発声は呼気相で行われ、横隔膜は弛緩していく。呼気筋で呼気流を調整し、横隔膜が徐々に収縮するわけではない。
❌ 誤り。持続発声は呼気相で行われ、横隔膜は弛緩していく。呼気筋で呼気流を調整し、横隔膜が徐々に収縮するわけではない。
【試験対策ポイント】
呼吸の基準位と呼吸筋の働きを押さえる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 安静呼気位 | 呼吸筋が弛緩・弾性が釣り合う(FRC) |
| 最大呼気位 | 残気量が残る |
| 吸気筋 | 横隔膜・外肋間筋 |
| 呼気筋 | 腹筋・内肋間筋 |
要点は安静呼気位=呼吸筋が弛緩した釣り合いの位置である。吸気筋と呼気筋の区別、最大呼気位でも残気量が残る点も合わせて押さえる。
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