第20回 言語聴覚士国家試験 第120問
聴覚系第20回
第20回 言語聴覚士国家試験 第120問(聴覚系)の正答は 1 です。図は蝸牛(うずまき管)の断面で、1は中央階の外側壁にあたる血管条である。
問題
蝸牛の断面図の1~5の名称で正しいのはどれか。【別図あり】
- 1.血管条 ✓
- 2.基底板
- 3.ライスネル膜
- 4.内有毛細胞
- 5.蝸牛神経核
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 67.8%標準
152人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 血管条
図は蝸牛(うずまき管)の断面で、1は中央階の外側壁にあたる血管条である。血管条はリンパ液(内リンパ)を産生し、内リンパの高カリウム環境を保つ。1と「血管条」の組合せが正しく、選択肢1が正答である。
【各選択肢の解説】
1. 血管条
✅ 正しい(=正答)。1は中央階(蝸牛管)の外側壁にあたり、内リンパを産生する血管条である。名称と位置が一致する。
✅ 正しい(=正答)。1は中央階(蝸牛管)の外側壁にあたり、内リンパを産生する血管条である。名称と位置が一致する。
2. 基底板
❌ 誤り。2はコルチ器の上方を覆う蓋膜にあたる。基底板(基底膜)はコルチ器が乗る下方の膜(3)であり、名称が一致しない。正しくは、2は蓋膜である。
❌ 誤り。2はコルチ器の上方を覆う蓋膜にあたる。基底板(基底膜)はコルチ器が乗る下方の膜(3)であり、名称が一致しない。正しくは、2は蓋膜である。
3. ライスネル膜
❌ 誤り。3はコルチ器が乗る基底板にあたる。ライスネル膜(前庭膜)は中央階の上壁を斜めに区切る膜であり、位置が異なる。正しくは、3は基底板である。
❌ 誤り。3はコルチ器が乗る基底板にあたる。ライスネル膜(前庭膜)は中央階の上壁を斜めに区切る膜であり、位置が異なる。正しくは、3は基底板である。
4. 内有毛細胞
❌ 誤り。4は基底板の外側寄りに3列に並ぶ有毛細胞を指している。内有毛細胞は蝸牛軸側に1列だけ並ぶ細胞であり、名称が一致しない。正しくは、4は外有毛細胞である。
❌ 誤り。4は基底板の外側寄りに3列に並ぶ有毛細胞を指している。内有毛細胞は蝸牛軸側に1列だけ並ぶ細胞であり、名称が一致しない。正しくは、4は外有毛細胞である。
5. 蝸牛神経核
❌ 誤り。5はらせん神経節(蝸牛神経節)にあたる。蝸牛神経核は脳幹にある中枢の核であり、内耳の本構造とは異なる。正しくは、5はらせん神経節である。
❌ 誤り。5はらせん神経節(蝸牛神経節)にあたる。蝸牛神経核は脳幹にある中枢の核であり、内耳の本構造とは異なる。正しくは、5はらせん神経節である。
【試験対策ポイント】
蝸牛断面の主な構造を位置で押さえる。
| 構造 | 位置・役割 |
|---|---|
| 血管条 | 中央階の外側壁・内リンパ産生 |
| 蓋膜 | コルチ器を覆う |
| 基底板 | コルチ器が乗る膜 |
| らせん神経節 | 蝸牛神経の細胞体(中枢の蝸牛神経核とは別) |
要点は血管条=中央階外側壁で内リンパを産生する点である。蓋膜・基底板・前庭膜(ライスネル膜)の位置と、末梢のらせん神経節と中枢の蝸牛神経核の違いを区別する。
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