STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第20回 言語聴覚士国家試験 第120問

聴覚系第20回

第20回 言語聴覚士国家試験 第120問(聴覚系)の正答は 1 です。図は蝸牛(うずまき管)の断面で、1は中央階の外側壁にあたる血管条である。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
蝸牛の断面図の1~5の名称で正しいのはどれか。【別図あり】
  1. 1.血管条
  2. 2.基底板
  3. 3.ライスネル膜
  4. 4.内有毛細胞
  5. 5.蝸牛神経核
第20回第120問 図

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 67.1%標準

85人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1番 — 血管条

図は蝸牛(うずまき管)の断面で、1は中央階の外側壁にあたる血管条である。血管条はリンパ液(内リンパ)を産生し、内リンパの高カリウム環境を保つ。1と「血管条」の組合せが正しく、選択肢1が正答である。


【各選択肢の解説】

1. 血管条
✅ 正しい(=正答)。1は中央階(蝸牛管)の外側壁にあたり、内リンパを産生する血管条である。名称と位置が一致する。
2. 基底板
❌ 誤り。2はコルチ器の上方を覆う蓋膜にあたる。基底板(基底膜)はコルチ器が乗る下方の膜(3)であり、名称が一致しない。
3. ライスネル膜
❌ 誤り。3はコルチ器が乗る基底板にあたる。ライスネル膜(前庭膜)は中央階の上壁を斜めに区切る膜であり、位置が異なる。
4. 内有毛細胞
❌ 誤り。4はコルチ器(有毛細胞群)の領域を指す。内有毛細胞のみを指す名称としては不正確で、外有毛細胞を含む構造である。
5. 蝸牛神経核
❌ 誤り。5はらせん神経節(蝸牛神経節)にあたる。蝸牛神経核は脳幹にある中枢の核であり、内耳の本構造とは異なる。

【試験対策ポイント】

蝸牛断面の主な構造を位置で押さえる。

構造位置・役割
血管条中央階の外側壁・内リンパ産生
蓋膜コルチ器を覆う
基底板コルチ器が乗る膜
らせん神経節蝸牛神経の細胞体(中枢の蝸牛神経核とは別)

要点は血管条=中央階外側壁で内リンパを産生する点である。蓋膜・基底板・前庭膜(ライスネル膜)の位置と、末梢のらせん神経節と中枢の蝸牛神経核の違いを区別する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第20回 全問一覧

▶ 聴覚系 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)