STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第20回 言語聴覚士国家試験 第13問

臨床神経学第20回

第20回 言語聴覚士国家試験 第13問(臨床神経学)の正答は 1 です。電気眼振計(ENG)は眼球運動(眼振)を電気的に記録する検査で、前庭機能の評価に用いる。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
電気眼振計で記録する検査でないのはどれか。
  1. 1.足踏み検査
  2. 2.温度刺激検査
  3. 3.視標追跡検査
  4. 4.視運動性眼振検査
  5. 5.二点交互注視検査

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 55.4%標準

92人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1番 — 足踏み検査

電気眼振計(ENG)は眼球運動(眼振)を電気的に記録する検査で、前庭機能の評価に用いる。足踏み検査(Fukuda)は閉眼で足踏みさせ身体の回転・偏倚を観察する平衡機能検査であり、眼球運動を記録しない。したがってENGで記録しない検査として正答。


【各選択肢の解説】

1.足踏み検査
✅ 正しい(=正答)。閉眼足踏みで身体の回転方向・偏倚を見る検査で、前庭脊髄反射を評価する。眼振の記録ではなくENGの対象外。

2.温度刺激検査
❌ 誤り。外耳道を温水・冷水で刺激して誘発される眼振をENGで記録する(カロリックテスト)。半規管機能の左右差評価に用いる。

3.視標追跡検査
❌ 誤り。ゆっくり動く視標を追う滑動性追跡眼球運動をENGで記録する(ETT)。中枢前庭路の評価に用いる。

4.視運動性眼振検査
❌ 誤り。流れる縞模様で誘発される視運動性眼振をENGで記録する(OKN)。

5.二点交互注視検査
❌ 誤り。2点を交互に見る際の衝動性眼球運動(サッケード)をENGで記録する。


【試験対策ポイント】

ENG=眼球運動を記録する検査と押さえれば、身体の偏倚をみる足踏み検査だけが対象外と即断できる。前庭機能検査は「眼を見る検査か・体を見る検査か」で仕分けるのがコツ。

検査記録対象ENG適応
温度刺激(カロリック)誘発眼振
視標追跡(ETT)滑動性追跡眼球運動
視運動性眼振(OKN)視運動性眼振
二点交互注視サッケード
足踏み検査身体の偏倚×(平衡機能検査)

めまい・平衡障害の評価はST領域でも重要で、前庭系検査の対象は頻出。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📗 この範囲の次の一歩

この範囲(臨床神経学)は、買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。

▶ 「臨床神経学」だけを無料アプリで演習する

失語症・嚥下・聴覚・高次脳など22科目は買い切りのST国試ノート(¥850)にあります。収録科目を見る →

基礎医学・総論を含む全科目のノートは、伴走型のST既卒プレミアムに収録しています(9月7日スタート・以降も随時受付)。

既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第20回 全問一覧

▶ 臨床神経学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)