STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第20回 言語聴覚士国家試験 第130問

臨床心理学第20回

第20回 言語聴覚士国家試験 第130問(臨床心理学)の正答は 5 です。心理検査と検査法の分類の組合せを問う問題である。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
誤っている組み合わせはどれか。
  1. 1.HTP ― 投影法
  2. 2.POMS ― 質問紙法
  3. 3.SCT ― 投影法
  4. 4.MPI ― 質問紙法
  5. 5.YGテスト ― 投影法

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:5番 — YGテストは投影法ではなく質問紙法

心理検査と検査法の分類の組合せを問う問題である。YG(矢田部ギルフォード)性格検査は、多数の質問項目に回答させて12の性格特性を測定する質問紙法(質問紙性格検査)であり、「投影法」とする組合せは誤りである。投影法は曖昧な刺激への反応からパーソナリティを捉える方法を指す。



【各選択肢の解説】
1. HTP ― 投影法
❌ 正しい。家・木・人を描かせる描画法で、投影法に分類される。
2. POMS ― 質問紙法
❌ 正しい。気分・感情状態を評価する質問紙で、質問紙法に分類される。
3. SCT ― 投影法
❌ 正しい。文章完成法(未完成の文を補わせる)で、投影法に分類される。
4. MPI ― 質問紙法
❌ 正しい。モーズレイ性格検査で、外向性・神経症傾向を測る質問紙法である。
5. YGテスト ― 投影法
✅ 誤り(=正答)。YG性格検査は多数の質問項目による質問紙法であり、投影法ではない。


【試験対策ポイント】
性格検査は「質問紙法・投影法・作業検査法」の3分類で整理する。投影法(ロールシャッハ・TAT・SCT・HTP・PFスタディ)と質問紙法(YG・MMPI・MPI・POMS・EPPS)を取り違える選択肢が頻出である。YG性格検査は多数の質問項目から12の性格特性を測る代表的な質問紙法であり、描画や文章完成のように曖昧刺激への反応をみる投影法とは作成原理が根本的に異なる点を確実に押さえたい。

検査分類
YG・MMPI・MPI・POMS質問紙法
ロールシャッハ・TAT・SCT・HTP投影法
内田クレペリン精神検査作業検査法
✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第20回 全問一覧

▶ 臨床心理学 の過去問一覧

スポンサーリンク