STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第20回 言語聴覚士国家試験 第158問

失語症第20回

第20回 言語聴覚士国家試験 第158問(失語症)の正答は 3 です。頭部MRI水平断像から、ブローカ野(左下前頭回の弁蓋部・三角部)を含む断面を選ぶ問題である。

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問題
頭部MRI(T1強調画像 水平断像)を示す。ブローカ野を含むのはどれか。【別図あり】 1. 2. 3. 4. 5.
第20回第158問 図

正答:3番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 56.6%標準

83人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — ブローカ野を含むのはスライス3

頭部MRI水平断像から、ブローカ野(左下前頭回の弁蓋部・三角部)を含む断面を選ぶ問題である。ブローカ野は前頭葉の外側下部、シルビウス裂の前方に位置し、断面では大脳基底核・島が現れる高さで前頭弁蓋として描出される。スライス3は側脳室前角や基底核がみえる高さの断面で、この高さの前方外側に下前頭回(ブローカ野)が含まれる。



【各選択肢の解説】
1.
❌ 誤り。眼窩・側頭葉下部・小脳が描出される低位の断面で、前頭葉外側下部のブローカ野は十分に含まれない。

2.
❌ 誤り。中脳・側頭葉内側・小脳がみえる高さで、ブローカ野の断面ではない。

3.
✅ 正しい(=正答)。側脳室前角・基底核がみえる高さの断面で、前方外側に下前頭回(ブローカ野)が含まれる。

4.
❌ 誤り。側脳室体部より高位で、上方の前頭葉・頭頂葉が中心となりブローカ野は含まれない。

5.
❌ 誤り。脳の最も高位(頭頂部寄り)の断面で、ブローカ野は含まれない。



【試験対策ポイント】
ブローカ野は左下前頭回(弁蓋部・三角部)で、水平断では基底核・島が現れる高さの前方外側に位置する。脳の主要構造(眼窩・中脳・基底核・側脳室体部)から断面の高さを読み取る練習をしておく。ブローカ野はシルビウス裂前方の前頭弁蓋にあるため、島・基底核が現れる高さの前外側を探すのが手がかりになる。

断面の高さの目印含まれる主な領域
眼窩・小脳側頭葉下部(低位)
基底核・島・側脳室前角下前頭回=ブローカ野
側脳室体部より上上前頭・頭頂葉(高位)
✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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