STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第20回 言語聴覚士国家試験 第168問

言語発達学第20回

第20回 言語聴覚士国家試験 第168問(言語発達学)の正答は 5 です。前言語期(ことばが出る前)のコミュニケーション発達の評価指標を問う問題である。

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問題
前言語期のコミュニケーションの発達の評価として誤っているのはどれか。
  1. 1.共同注意
  2. 2.あやすと笑う
  3. 3.後追い行動
  4. 4.バイバイする
  5. 5.指しゃぶり

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 指しゃぶりは前言語期コミュニケーションの評価項目でない

前言語期(ことばが出る前)のコミュニケーション発達の評価指標を問う問題である。共同注意・あやすと笑う・後追い行動・バイバイ(身振り)は、他者とのやりとりや社会的相互交渉の育ちを示す指標である。一方、指しゃぶりは自己刺激的・口腔的な行動であり、対人的コミュニケーションの発達を評価する指標ではない。



【各選択肢の解説】
1. 共同注意
❌ 誤り(評価指標である)。視線や指さしで対象を他者と共有する、前言語期の重要な指標である。
2. あやすと笑う
❌ 誤り(評価指標である)。あやしかけへの社会的微笑で、対人的応答性を示す。
3. 後追い行動
❌ 誤り(評価指標である)。養育者への愛着・対人関係の育ちを示す行動である。
4. バイバイする
❌ 誤り(評価指標である)。身振りによる前言語的コミュニケーションの指標である。
5. 指しゃぶり
✅ 正しい(=正答)。自己刺激的・口腔的な行動であり、対人的コミュニケーションの発達を示す指標ではない。


【試験対策ポイント】
前言語期の評価は「他者とのやりとり(共同注意・社会的微笑・指さし・身振り・後追い)」が指標になる。指しゃぶりのような自己完結的行動は対人コミュニケーションの指標に含まれない点が要点である。共同注意・指さし・社会的微笑・身振りといった他者と関わる行動が前言語期評価の柱になることを押さえる。

区分
前言語期コミュニケーションの指標共同注意・社会的微笑・後追い・バイバイ
指標でない指しゃぶり(自己刺激的行動)
✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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