STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第20回 言語聴覚士国家試験 第170問

言語発達学第20回

第20回 言語聴覚士国家試験 第170問(言語発達学)の正答は 4 です。LCスケール(言語・コミュニケーション発達スケール)における1語文期の評価項目を問う問題である。

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問題
LCスケールにおいて1語文期の項目でないのはどれか。
  1. 1.表出語彙5語
  2. 2.対人的表現
  3. 3.絵の名称の理解
  4. 4.色名の理解
  5. 5.物品名の理解

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 色名の理解は1語文期の項目でない

LCスケール(言語・コミュニケーション発達スケール)における1語文期の評価項目を問う問題である。1語文期には、表出語彙(数語程度)・対人的表現・物品名や絵の名称の理解といった、初期の語と意味の対応に関する項目が含まれる。色名の理解は、より後の段階(2語文期以降)に位置づけられる項目であり、1語文期の項目ではない。



【各選択肢の解説】
1. 表出語彙5語
❌ 誤り(1語文期の項目である)。初語が出そろい数語を表出する段階に対応する。
2. 対人的表現
❌ 誤り(1語文期の項目である)。やりとりの中での対人的な表現の育ちを評価する。
3. 絵の名称の理解
❌ 誤り(1語文期の項目である)。絵カードの名称を理解する初期の語理解の項目である。
4. 色名の理解
✅ 正しい(=正答)。色名の理解は1語文期より後の段階の項目で、1語文期には含まれない。
5. 物品名の理解
❌ 誤り(1語文期の項目である)。身近な物の名称を理解する初期語理解の項目である。


【試験対策ポイント】
1語文期は「初語・数語の表出と、物品名・絵の名称といった基本的な語理解」が中心である。色・大小・数などの抽象的な語の理解は、より後の段階の項目であると押さえる。1語文期は物品名・絵の名称といった具体物の語理解が中心で、色名のような属性語の理解は2語文期以降に位置づけられる、と段階差で整理する。

段階主な項目
1語文期表出語彙数語・物品名/絵の名称の理解・対人的表現
2語文期以降色名の理解など抽象語の理解
✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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