第20回 言語聴覚士国家試験 第189問
第20回 言語聴覚士国家試験 第189問(小児聴覚障害)の正答は 3 です。健聴の両親から常染色体劣性の難聴児が生まれた場合、両親はいずれも変異遺伝子を一つもつ保因者(ヘテロ)と考えられる。
- 1.0
- 2.0.001
- 3.0.25 ✓
- 4.0.5
- 5.1
正答:3番
初回正答率 75.4%やさしい
61人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
健聴の両親から常染色体劣性の難聴児が生まれた場合、両親はいずれも変異遺伝子を一つもつ保因者(ヘテロ)と考えられる。保因者どうしの子は、メンデルの法則により正常:保因者:罹患=1:2:1の比となり、罹患児(ホモ接合)の確率は1/4=0.25である。各妊娠は独立事象であり、第1子の結果は第2子の確率に影響しない。
【各選択肢の解説】
1.0
❌ 誤り。両親が保因者である以上、罹患の可能性はゼロではない。
2.0.001
❌ 誤り。集団中の頻度ではなく、保因者どうしの交配で考える必要がある。
3.0.25
✅ 正しい(=正答)。保因者×保因者の子で罹患(ホモ接合)となる確率は1/4である。
4.0.5
❌ 誤り。0.5は保因者となる確率(2/4)であり、罹患確率ではない。
5.1
❌ 誤り。必発ではなく、確率は1/4にとどまる。
【試験対策ポイント】
常染色体劣性は「健聴の保因者どうし→罹患1/4」が定石。各妊娠は独立で、すでに罹患児がいても次子も1/4である点を押さえる。0.5を保因者確率と取り違えないこと。先天性難聴では遺伝性が大きな割合を占め、その多くが常染色体劣性形式をとるため、両親が健聴でも難聴児が生まれうる。家族歴の聴取や遺伝カウンセリングでは、保因者どうしの組合せという背景を理解しておくことが、再発率の説明や支援方針の立案に役立つ。
| 子の遺伝型 | 確率 |
|---|---|
| 正常(ホモ) | 1/4 |
| 保因者(ヘテロ) | 2/4 |
| 罹患(ホモ) | 1/4(=0.25) |
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