第21回 言語聴覚士国家試験 第107問
小児科学第21回
第21回 言語聴覚士国家試験 第107問(小児科学)の正答は 4 です。フロッピーインファント(筋緊張低下児)について正しいものを選ぶ問題である。
問題
フロッピーインファントについて正しいのはどれか。
a.先天性筋ジストロフィーは筋力低下が軽度である。
b.スカーフ徴候が陽性である。
c.ダウン症候群は筋力が保たれている。
d.脊髄性筋萎縮症I型は呼吸不全を早期に認める。
e.デュシェンヌ型筋ジストロフィーは乳児期の筋力低下で気付かれる。
1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 37%難問
92人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — フロッピーインファントの特徴はスカーフ徴候陽性・SMA I型の早期呼吸不全
フロッピーインファント(筋緊張低下児)について正しいものを選ぶ問題である。筋緊張低下ではスカーフ徴候が陽性となり(b)、ダウン症は筋緊張は低いが筋力は比較的保たれ(c)、脊髄性筋萎縮症I型は早期に呼吸不全をきたす(d)。よってb・c・dが正答となる。
【各選択肢の解説】
a. 先天性筋ジストロフィーは筋力低下が軽度 …誤り。筋力低下は重度。
b. スカーフ徴候が陽性 …✅正しい(=正答)。低緊張で肘が正中を越える。
c. ダウン症候群は筋力が保たれている …✅正しい(=正答)。低緊張だが筋力は比較的保たれる。
d. 脊髄性筋萎縮症I型は呼吸不全を早期に認める …✅正しい(=正答)。重症で予後不良。
e. デュシェンヌ型は乳児期の筋力低下で気付かれる …誤り。歩行開始後(2〜3歳)に気付かれる。
→ 正しいb・c・dの組合せである4番が正答となる。
【試験対策ポイント】
フロッピーインファント=筋緊張低下児。スカーフ徴候・蛙肢位が特徴。中枢性(ダウン症等)は筋力保持、末梢性(SMA・先天性筋ジス)は筋力低下を伴う。SMA I型は最重症。DMDは乳児期でなく幼児期に判明する。
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