第21回 言語聴覚士国家試験 第111問
耳鼻咽喉科学第21回
第21回 言語聴覚士国家試験 第111問(耳鼻咽喉科学)の正答は 5 です。嗅覚障害について誤っているものを選ぶ問題である。
問題
嗅覚障害について誤っているのはどれか。
- 1.好酸球性副鼻腔炎に合併して嗅覚障害が生じる。
- 2.頭部外傷によって嗅覚障害が生じる。
- 3.嗅細胞は嗅裂の粘膜上皮に存在する。
- 4.静脈性嗅覚検査では無反応の場合、嗅覚の回復が困難である。
- 5.基準嗅覚検査では濃い検査液から下降法で検査を行う。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 72.1%やさしい
86人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 基準嗅覚検査は薄い液から上昇法で行う
嗅覚障害について誤っているものを選ぶ問題である。基準嗅覚検査(T&Tオルファクトメーター)は、薄い濃度から濃い濃度へ上昇法で閾値を測定する。「濃い検査液から下降法」とする選択肢5が誤りで正答となる。
【各選択肢の解説】
1. 好酸球性副鼻腔炎に合併して嗅覚障害が生じる …✅正しい。嗅裂の炎症・閉塞。
2. 頭部外傷によって嗅覚障害が生じる …✅正しい。嗅神経の断裂。
3. 嗅細胞は嗅裂の粘膜上皮に存在する …✅正しい。嗅上皮にある。
4. 静脈性嗅覚検査で無反応なら回復が困難 …✅正しい。予後判定の指標。
5. 基準嗅覚検査は濃い液から下降法で検査する …✅誤り(=正答)。薄い液から上昇法。
【試験対策ポイント】
基準嗅覚検査(T&T)は薄い濃度から提示する上昇法で検知域・認知域を測定。静脈性嗅覚検査(アリナミン)は無反応だと予後不良。嗅細胞は嗅裂の嗅上皮に存在する。
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