STカコモン — 言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第21回 言語聴覚士国家試験 第114問

形成外科学第21回
幼児・小児における熱傷の面積査定に用いられる法則はどれか。
  1. 1.3の法則
  2. 2.5の法則 ✓
  3. 3.7の法則
  4. 4.9の法則
  5. 5.11の法則

正答:2番

解説
■ 正答:2番 — 5の法則 幼児・小児における熱傷面積査定には、成人の9の法則ではなく5の法則を使用します。小児は頭部と下肢の比率が成人と異なるため、年齢別に調整された法則が必要です。5の法則は頭部の割合が大きい幼少児に対応した専用の計算方法です。 --- 【各選択肢の解説】 1. 3の法則 ❌ 誤り。医学的に確立された熱傷面積査定法ではありません。「3の法則」という名称の熱傷計算法は存在しません。 2. 5の法則 ✅ 正しい。幼児・小児用の熱傷面積査定法です。成人の9の法則に対して、頭部・体幹・下肢の比率を小児の体型に合わせた計算方法で、頭部の割合を大きく評価します。 3. 7の法則 ❌ 誤り。医学的に確立された熱傷面積査定法ではありません。熱傷面積計算に用いられる標準法則ではありません。 4. 9の法則 ❌ 誤り。これは成人用の熱傷面積査定法です。頭部9%、体幹36%、下肢45%など成人体型を基準としているため、小児には適用できません。小児は頭部の割合が相対的に大きいため、この法則では過小評価になります。 5. 11の法則 ❌ 誤り。医学的に確立された熱傷面積査定法ではありません。この法則名は熱傷査定では使用されません。 --- 【試験対策ポイント】 | 対象 | 使用法則 | 特徴 | |---|---|---| | 成人 | 9の法則 | 頭部9%、体幹36%、下肢45% | | 幼児・小児 | 5の法則 | 頭部の比率が大きい(相対的に下肢が小さい) | キーワード: - 熱傷面積査定の年齢別使い分けは必須知識 - 「成人=9の法則」「小児=5の法則」として暗記 - 小児は頭部が相対的に大きく、下肢が短い体型を反映 - Wallace法(%規則)とは異なる(こちらは体表面積の%で表現)
関連

▶ 第21回 全問一覧

▶ 形成外科学 の過去問一覧