STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第21回 言語聴覚士国家試験 第121問

聴覚系第21回

第21回 言語聴覚士国家試験 第121問(聴覚系)の正答は 1 です。伝音難聴の診断に用いないものを選ぶ問題である。

STワンコイン模試 いま本番なら、何点か。本試験換算で、いまの目安をチェック。1回まるごと500円。順位と本試験換算の点を受けるたびに集計。第1回の本試験換算 平均118点(合格ラインは120点)。締切なし・スマホOK・中断OK。解説は印刷やPDF保存ができる。
問題
伝音難聴の診断に用いないのはどれか。
  1. 1.Tone decay検査 ✓
  2. 2.ティンパノメトリ
  3. 3.聴性脳幹反応
  4. 4.耳小骨筋反射検査
  5. 5.語音聴力検査

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 45.6%難問

147人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1番 — Tone decay検査は後迷路性難聴の検査で伝音難聴には用いない

伝音難聴の診断に用いないものを選ぶ問題である。Tone decay(聴覚疲労)検査は、持続音に対する閾値上昇をみる後迷路性難聴の検査であり、伝音難聴の診断には用いない。よって選択肢1が正答となる。


【各選択肢の解説】

1. Tone decay検査
✅ 正しい(=正答)。持続音に対する閾値上昇(聴覚疲労)をみる後迷路性難聴の検査で、伝音難聴の診断には用いない。
2. ティンパノメトリ
❌ 誤り。伝音系(中耳)の評価に用いる。正しくは中耳の圧・コンプライアンスをみて伝音難聴の診断に用いる。
3. 聴性脳幹反応
❌ 誤り。気導・骨導差の確認等に用いうる。正しくは伝音難聴ではⅠ波からの潜時が延長し、骨導ABRと合わせて伝音難聴の診断に用いる。
4. 耳小骨筋反射検査
❌ 誤り。中耳・耳小骨の評価に用いる。正しくは伝音難聴では反射が出にくく(消失)、伝音難聴の診断に用いる。
5. 語音聴力検査
❌ 誤り。伝音難聴の評価にも用いる。正しくは伝音難聴では最高語音明瞭度が良好に保たれ、感音難聴との鑑別に用いる。

【試験対策ポイント】
ティンパノメトリ・耳小骨筋反射は中耳(伝音系)の評価。Tone decay検査・SISI・自記オージオは後迷路性/内耳性の鑑別に用いる。検査の評価対象(伝音か感音か)を整理する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題の初回正答率は45.6%——受験者の54%が落としている難問です。こういう範囲は1問ずつ解説を読んでも埋まりません。ST国試ノートなら「なぜそうなるか」を頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第21回 全問一覧

▶ 聴覚系 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)