第21回 言語聴覚士国家試験 第138問
音響学第21回
第21回 言語聴覚士国家試験 第138問(音響学)の正答は 4 です。母音のスペクトルで声道の特性を表さないものを選ぶ問題である。
問題
母音のスペクトルを観察した場合、声道の特性を表さないのはどれか。
- 1.第1フォルマントの周波数
- 2.第1フォルマントのパワー
- 3.アンチフォルマントの出現
- 4.線スペクトルの周波数間隔 ✓
- 5.第1フォルマントと第2フォルマントとの相対位置
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 39.8%難問
98人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 線スペクトルの周波数間隔は音源(基本周波数)の特性
母音のスペクトルで声道の特性を表さないものを選ぶ問題である。線スペクトルの周波数間隔は基本周波数(声帯振動=音源)に対応するもので、声道(フィルタ)の特性ではない。よって選択肢4が正答となる。
【各選択肢の解説】
1. 第1フォルマントの周波数
❌ 誤り。声道の共鳴特性を表す。正しくは声道(主に舌の高さ・開口度)の特性を表す。
❌ 誤り。声道の共鳴特性を表す。正しくは声道(主に舌の高さ・開口度)の特性を表す。
2. 第1フォルマントのパワー
❌ 誤り。正しくは声道の共鳴の強さで、声道の特性を表す。
❌ 誤り。正しくは声道の共鳴の強さで、声道の特性を表す。
3. アンチフォルマントの出現
❌ 誤り。正しくは鼻腔などの副共鳴腔の結合(鼻音化など)による声道の特性を表す。
❌ 誤り。正しくは鼻腔などの副共鳴腔の結合(鼻音化など)による声道の特性を表す。
4. 線スペクトルの周波数間隔
✅ 正しい(=正答)。間隔は基本周波数に等しく、音源(声帯振動)の特性で、声道の特性を表さない。
✅ 正しい(=正答)。間隔は基本周波数に等しく、音源(声帯振動)の特性で、声道の特性を表さない。
5. 第1フォルマントと第2フォルマントとの相対位置
❌ 誤り。正しくは母音の種類を決める声道の共鳴特性を表す。
❌ 誤り。正しくは母音の種類を決める声道の共鳴特性を表す。
【試験対策ポイント】
音声は音源(声帯振動=基本周波数とその倍音=線スペクトル間隔)とフィルタ(声道=フォルマント)の積(音源フィルタ理論)。フォルマント周波数・アンチフォルマントは声道、線スペクトル間隔は音源を反映する。
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