第21回 言語聴覚士国家試験 第140問
音響学第21回
第21回 言語聴覚士国家試験 第140問(音響学)の正答は 2 です。音声のデジタル録音について誤っているものを選ぶ問題である。
問題
音声のデジタル録音について誤っているのはどれか。
- 1.アナログ・デジタル変換が必要である。
- 2.標本化周波数までの周波数成分を録音できる。 ✓
- 3.量子化ビット数が大きいほど量子化雑音は小さくなる。
- 4.録音レベルの調節が悪くて過大入力になると、音が歪む。
- 5.データを圧縮する方式としない方式とがある。
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50%難問
56人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 録音できるのは標本化周波数の半分(ナイキスト周波数)まで
音声のデジタル録音について誤っているものを選ぶ問題である。標本化定理により、正しく録音できるのは標本化周波数の半分(ナイキスト周波数)までの成分であり、標本化周波数そのものまでではない。よって選択肢2が正答となる。
【各選択肢の解説】
1. アナログ・デジタル変換が必要である …✅正しい。標本化・量子化を行う。
2. 標本化周波数までの周波数成分を録音できる …✅誤り(=正答)。半分(ナイキスト周波数)まで。
3. 量子化ビット数が大きいほど量子化雑音は小さくなる …✅正しい。分解能が上がる。
4. 過大入力になると音が歪む …✅正しい。クリッピング歪み。
5. データを圧縮する方式としない方式とがある …✅正しい。
→ 誤っているのは選択肢2である。
【試験対策ポイント】
標本化定理=録音可能な最高周波数は標本化周波数の1/2(ナイキスト周波数)。これを超える成分は折り返し歪み(エイリアシング)を生じる。量子化ビット数が大きいほど量子化雑音は減少する。
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