第21回 言語聴覚士国家試験 第155問
失語症第21回
第21回 言語聴覚士国家試験 第155問(失語症)の正答は 4 です。音韻性錯語と発語失行との鑑別に有用なものを選ぶ問題である。
問題
音韻性錯語と発語失行との鑑別に有用なのはどれか。
- 1.非語復唱
- 2.線画呼称
- 3.仮名音読
- 4.仮名書字 ✓
- 5.単語復唱
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 45.1%難問
71人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 仮名書字は発語失行では保たれ音韻性錯語では障害される
音韻性錯語と発語失行との鑑別に有用なものを選ぶ問題である。発語失行は構音のプログラミング障害で書字は保たれるが、音韻性錯語は音韻処理の障害で仮名書字にも錯書が現れる。よって仮名書字が鑑別に有用で、選択肢4が正答となる。
【各選択肢の解説】
1. 非語復唱 …いずれの障害でも誤りが生じ鑑別しにくい。
2. 線画呼称 …喚語の課題で両者の鑑別には不向き。
3. 仮名音読 …いずれでも構音・音韻の誤りが出うる。
4. 仮名書字 …✅鑑別に有用(=正答)。発語失行では保たれる。
5. 単語復唱 …両者で誤りが生じ鑑別しにくい。
→ 鑑別に有用なのは選択肢4である。
【試験対策ポイント】
発語失行=構音運動のプログラミング障害(発話面のみ)で書字は保たれる。音韻性錯語=音韻選択・配列の障害で、発話だけでなく仮名書字(音韻書字)にも錯書が及ぶ。書字課題が両者の鑑別点となる。
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