第21回 言語聴覚士国家試験 第156問
失語症第21回
第21回 言語聴覚士国家試験 第156問(失語症)の正答は 2 です。書字障害について誤っているものを選ぶ問題である。
問題
書字障害について誤っているのはどれか。
- 1.過剰書字は右半球損傷で出現する。
- 2.左角回の損傷では漢字優位の書字障害が出現する。 ✓
- 3.失行性失書は他の失行とは独立して出現する。
- 4.前頭葉性失書では文字の選択・配列の障害が出現する。
- 5.脳梁損傷によって左一側の書字障害が出現する。
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 54%標準
63人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 左角回損傷は仮名優位の書字障害を呈する
書字障害について誤っているものを選ぶ問題である。左角回の損傷では失読失書を呈し、漢字より仮名が障害されやすい(仮名優位の障害)。「漢字優位の書字障害」とする選択肢2が誤りで正答となる。
【各選択肢の解説】
1. 過剰書字は右半球損傷で出現する …✅正しい。保続的な書字。
2. 左角回の損傷では漢字優位の書字障害が出現する …✅誤り(=正答)。仮名優位の障害。
3. 失行性失書は他の失行とは独立して出現する …✅正しい。
4. 前頭葉性失書では文字の選択・配列の障害が出現する …✅正しい。
5. 脳梁損傷によって左一側の書字障害が出現する …✅正しい。左手の失書。
【試験対策ポイント】
左角回損傷=失読失書(仮名優位の障害)。漢字優位の障害は左後下側頭葉の損傷で生じる。脳梁損傷では左手の一側性失書、前頭葉性失書では文字の選択・配列の障害がみられる。
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