第21回 言語聴覚士国家試験 第164問
脳性麻痺第21回
第21回 言語聴覚士国家試験 第164問(脳性麻痺)の正答は 4 です。脳性麻痺の言語症状について誤っているものを選ぶ問題である。
問題
脳性麻痺の言語症状について誤っているのはどれか。
- 1.呼吸機能がプロソディに影響する。
- 2.身体状況や場面の違いによって発話明瞭度が変化する。
- 3.語彙の偏りが生じる。
- 4.運動障害が重度であればあるほど言語理解が遅れる。 ✓
- 5.初語の出現が遅れる。
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 63.3%標準
147人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 運動障害の重症度と言語理解は必ずしも相関しない
脳性麻痺の言語症状について誤っているものを選ぶ問題である。脳性麻痺では運動障害が重度でも言語理解が良好な例があり、運動障害の重症度と言語理解は必ずしも相関しない。よって選択肢4が誤りで正答となる。
【各選択肢の解説】
1. 呼吸機能がプロソディに影響する。
✅ 正しい。呼気のコントロールが韻律(抑揚・強勢・区切り)に影響する。
✅ 正しい。呼気のコントロールが韻律(抑揚・強勢・区切り)に影響する。
2. 身体状況や場面の違いによって発話明瞭度が変化する。
✅ 正しい。筋緊張・姿勢・緊張場面の影響で明瞭度が変動する。
✅ 正しい。筋緊張・姿勢・緊張場面の影響で明瞭度が変動する。
3. 語彙の偏りが生じる。
✅ 正しい。運動障害による経験の制約で語彙に偏りが生じる。
✅ 正しい。運動障害による経験の制約で語彙に偏りが生じる。
4. 運動障害が重度であればあるほど言語理解が遅れる。
❌ 誤り(=正答)。運動障害の重症度と言語理解は相関しない。正しくは運動障害が重度でも言語理解が良好な例がある。
❌ 誤り(=正答)。運動障害の重症度と言語理解は相関しない。正しくは運動障害が重度でも言語理解が良好な例がある。
5. 初語の出現が遅れる。
✅ 正しい。発話運動の障害により初語の出現が遅れやすい。
✅ 正しい。発話運動の障害により初語の出現が遅れやすい。
【試験対策ポイント】
脳性麻痺の発話障害(運動障害性構音障害)は運動障害を反映するが、言語理解(内言語)は運動障害の重症度と独立しうる。重度の運動障害でも理解が保たれる例があり、AACの導入を検討する。
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