STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第21回 言語聴覚士国家試験 第164問

脳性麻痺第21回

第21回 言語聴覚士国家試験 第164問(脳性麻痺)の正答は 4 です。脳性麻痺の言語症状について誤っているものを選ぶ問題である。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
脳性麻痺の言語症状について誤っているのはどれか。
  1. 1.呼吸機能がプロソディに影響する。
  2. 2.身体状況や場面の違いによって発話明瞭度が変化する。
  3. 3.語彙の偏りが生じる。
  4. 4.運動障害が重度であればあるほど言語理解が遅れる。
  5. 5.初語の出現が遅れる。

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:4番 — 運動障害の重症度と言語理解は必ずしも相関しない

脳性麻痺の言語症状について誤っているものを選ぶ問題である。脳性麻痺では運動障害が重度でも言語理解が良好な例があり、運動障害の重症度と言語理解は必ずしも相関しない。よって選択肢4が誤りで正答となる。


【各選択肢の解説】

1. 呼吸機能がプロソディに影響する …✅正しい。呼気のコントロールが韻律に影響。

2. 身体状況や場面で発話明瞭度が変化する …✅正しい。緊張・姿勢の影響。

3. 語彙の偏りが生じる …✅正しい。経験の制約による。

4. 運動障害が重度であるほど言語理解が遅れる …✅誤り(=正答)。相関しない。

5. 初語の出現が遅れる …✅正しい。発話面の発達の遅れ。

【試験対策ポイント】
脳性麻痺の発話障害(運動障害性構音障害)は運動障害を反映するが、言語理解(内言語)は運動障害の重症度と独立しうる。重度の運動障害でも理解が保たれる例があり、AACの導入を検討する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第21回 全問一覧

▶ 脳性麻痺 の過去問一覧

スポンサーリンク