第23回 言語聴覚士国家試験 第165問
脳性麻痺第23回
第23回 言語聴覚士国家試験 第165問(脳性麻痺)の正答は 3 です。脳性麻痺について正しいものを問う。
問題
脳性麻痺について正しいのはどれか。
a.大島の分類1~5が重症心身障害とされる。
b.脳室周囲白質軟化症は視覚認知障害の原因になる。
c.症状は満2歳までに発現する。
d.発症率は10,000人に2人程度である。
e.低出生体重児の治療法の進歩に伴い痙直型が減少している。
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:3番
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初回正答率 54.5%標準
154人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — PVLは視覚認知障害の原因、症状は満2歳までに発現
脳性麻痺について正しいものを問う。脳室周囲白質軟化症(PVL)は後方の視放線を侵し視覚認知障害の原因となる(b)。脳性麻痺の症状は満2歳までに発現する(c)。この2つが正しい。
【各選択肢の解説】
a. 大島の分類1〜5が重症心身障害とされる。
❌ 誤り。正しくは重症心身障害は大島の分類1〜4(IQ35以下かつ座位まで)である。
❌ 誤り。正しくは重症心身障害は大島の分類1〜4(IQ35以下かつ座位まで)である。
b. 脳室周囲白質軟化症は視覚認知障害の原因になる。
✅ 正しい。視放線障害で生じる。
✅ 正しい。視放線障害で生じる。
c. 症状は満2歳までに発現する。
✅ 正しい。厚生省脳性麻痺研究班(1968年)の定義では、受胎から新生児期(生後4週以内)までに生じた脳の非進行性病変による運動・姿勢の異常で、その症状は満2歳までに発現する。病変の時期は新生児期まで、満2歳までは症状発現の時期である。
✅ 正しい。厚生省脳性麻痺研究班(1968年)の定義では、受胎から新生児期(生後4週以内)までに生じた脳の非進行性病変による運動・姿勢の異常で、その症状は満2歳までに発現する。病変の時期は新生児期まで、満2歳までは症状発現の時期である。
d. 発症率は10,000人に2人程度である。
❌ 誤り。正しくは出生1,000人に約2人である。
❌ 誤り。正しくは出生1,000人に約2人である。
e. 低出生体重児の治療法の進歩に伴い痙直型が減少している。
❌ 誤り。正しくは低出生体重児の救命率が上がったことで、脳室周囲白質軟化症による痙直型(特に両麻痺)は減少していない。
❌ 誤り。正しくは低出生体重児の救命率が上がったことで、脳室周囲白質軟化症による痙直型(特に両麻痺)は減少していない。
→ b・cの組合せである3番が正答となる。
【試験対策ポイント】
脳性麻痺=発達期の非進行性脳病変による運動障害。PVL→痙直型両麻痺・視覚認知障害。発症率は約1,000人に2人。重症心身障害は大島分類1〜4。
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