第26回 言語聴覚士国家試験 第72問
脳性麻痺第26回
第26回 言語聴覚士国家試験 第72問(脳性麻痺)の正答は 5 です。重度の脳性麻痺・知的障害のある前言語期の女児に、最初に行うコミュニケーション発達支援を問う問題である。
問題
重度の脳性麻痺と知的能力障害のある前言語期の女児。
直接的指導として、最初に行うコミュニケーションの発達支援はどれか。
- 1.因果関係の理解
- 2.親子の関係性の発達
- 3.音声発信型エイドの導入
- 4.予期反応が得られる関わり
- 5.快適反応が得られる関わり ✓
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61.3%標準
137人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 快適反応が得られる関わり
重度の脳性麻痺・知的障害のある前言語期の女児に、最初に行うコミュニケーション発達支援を問う問題である。最重度では、まず快・不快の反応(快適反応)を引き出す関わりから始める。選択肢5が正しい。
【各選択肢の解説】
1. 因果関係の理解
❌ より後の段階。快適反応や予期反応が育ってから。
❌ より後の段階。快適反応や予期反応が育ってから。
2. 親子の関係性の発達
❌ 重要だが、直接的指導として「最初に行う」関わりとしては5が先。
❌ 重要だが、直接的指導として「最初に行う」関わりとしては5が先。
3. 音声発信型エイドの導入
❌ 前言語期の最重度例には時期尚早。
❌ 前言語期の最重度例には時期尚早。
4. 予期反応が得られる関わり
❌ 快適反応の次の段階で育つ。
❌ 快適反応の次の段階で育つ。
5. 快適反応が得られる関わり
✅ 正しい(=正答)。心地よい刺激への快反応を引き出すことが出発点となる。
✅ 正しい(=正答)。心地よい刺激への快反応を引き出すことが出発点となる。
【試験対策ポイント】
前言語期コミュニケーションは、快適反応(快・不快の表出)→予期反応(次に起こることの予期)→因果関係の理解→意図的伝達と段階的に発達する。最重度例では、まず心地よい関わりで快反応を引き出すことから始める。発達の最初の足がかりを問う問題である。
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