第25回 言語聴覚士国家試験 第171問
脳性麻痺第25回
第25回 言語聴覚士国家試験 第171問(脳性麻痺)の正答は 2 です。重度脳性麻痺児への発声発語アプローチを問う問題である。
問題
重度の脳性麻痺児の発声発語を促すためのアプローチとして適切でないのはどれか
- 1.口鼻呼吸を分離するためにため息を促す
- 2.正確な構音ができるように繰り返し構音訓練を行う ✓
- 3.ゆったりとした呼吸ができるように正しい姿勢を保つ
- 4.子供にあった椅子を用いてリラックスした発声を促す
- 5.食物を使って口腔器官の動きを引き出す
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 84.4%やさしい
109人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 正確な構音の反復訓練は不適切
重度脳性麻痺児への発声発語アプローチを問う問題である。重度例では筋緊張のコントロールが難しく、「正確な構音をめざして反復的に構音訓練を行う」ことは適切でない。呼吸・姿勢・リラックス・摂食を通じた働きかけが優先される。正答は選択肢2。
【各選択肢の解説】
1.口鼻呼吸を分離するためにため息を促す:❌適切。呼吸調整の働きかけ。
2.正確な構音ができるように繰り返し構音訓練を行う:✅適切でない(=正答)。緊張を高め現実的でない。
3.ゆったりとした呼吸ができるように正しい姿勢を保つ:❌適切。姿勢から呼吸を整える。
4.子供にあった椅子を用いてリラックスした発声を促す:❌適切。姿勢の安定とリラックスを図る。
5.食物を使って口腔器官の動きを引き出す:❌適切。摂食を通じて口腔運動を引き出す。
【試験対策ポイント】
重度脳性麻痺では、姿勢の安定・筋緊張の調整・呼吸の改善・摂食を基盤に発声発語を引き出す。正確な構音の反復訓練のような高負荷・要素的訓練は、緊張増強を招きやすく重度例には適さない。
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