第21回 言語聴覚士国家試験 第165問
言語発達障害学第21回
第21回 言語聴覚士国家試験 第165問(言語発達障害学)の正答は 3 です。DSM-5の自閉スペクトラム症の診断基準に当てはまるものを選ぶ問題である。
問題
DSM-5の自閉症スペクトラム障害の診断基準に当てはまるのはどれか。
a.衝動的な行動
b.感覚刺激に対する過敏さ
c.非言語的コミュニケーションの欠如
d.同一性への無関心
e.運動機能の欠如
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 70.7%やさしい
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同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — DSM-5のASDは感覚過敏と非言語的コミュニケーションの欠如
DSM-5の自閉スペクトラム症の診断基準に当てはまるものを選ぶ問題である。感覚刺激への過敏さ(b)と非言語的コミュニケーションの欠如(c)はいずれも診断基準に含まれる。よってb・cが正答となる。
【各選択肢の解説】
a. 衝動的な行動
❌ 誤り。衝動性はASDの診断基準の項目ではない。正しくはADHDの診断基準(多動性・衝動性)の項目である。
❌ 誤り。衝動性はASDの診断基準の項目ではない。正しくはADHDの診断基準(多動性・衝動性)の項目である。
b. 感覚刺激に対する過敏さ
✅ 正しい(=正答)。限定された反復的な行動様式の一項目(感覚刺激への過敏さ・鈍感さ)に含まれる。
✅ 正しい(=正答)。限定された反復的な行動様式の一項目(感覚刺激への過敏さ・鈍感さ)に含まれる。
c. 非言語的コミュニケーションの欠如
✅ 正しい(=正答)。社会的コミュニケーションの障害の一項目に含まれる。
✅ 正しい(=正答)。社会的コミュニケーションの障害の一項目に含まれる。
d. 同一性への無関心
❌ 誤り。無関心ではない。正しくは同一性へのこだわり(変化への抵抗)が診断基準に含まれる。
❌ 誤り。無関心ではない。正しくは同一性へのこだわり(変化への抵抗)が診断基準に含まれる。
e. 運動機能の欠如
❌ 誤り。運動機能の欠如は診断基準にない。正しくは運動に関する項目は常同的・反復的な運動(限定された反復的な行動様式の一項目)である。
❌ 誤り。運動機能の欠如は診断基準にない。正しくは運動に関する項目は常同的・反復的な運動(限定された反復的な行動様式の一項目)である。
【試験対策ポイント】
DSM-5のASD=①社会的コミュニケーションの持続的障害(非言語的行動・対人関係)と②限定的・反復的行動(こだわり・常同・感覚過敏/鈍麻)の2領域。同一性へのこだわり・感覚過敏が含まれる。
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