第21回 言語聴覚士国家試験 第179問
機能性構音障害第21回
第21回 言語聴覚士国家試験 第179問(機能性構音障害)の正答は 1 です。すべての歯茎音に口蓋化構音がみられる機能性構音障害児で、訓練導入時に用いる音を選ぶ問題である。
問題
機能性構音障害の6歳児。すべての歯茎音に口蓋化構音がみられる。訓練導入時に用いる音はどれか。
- 1.[s] ✓
- 2.[n]
- 3.[k]
- 4.[r]
- 5.[ts]
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50.8%難問
118人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 口蓋化構音の訓練導入は摩擦音[s]から
すべての歯茎音に口蓋化構音がみられる機能性構音障害児で、訓練導入時に用いる音を選ぶ問題である。摩擦音[s]は持続して産生でき、舌の正中に呼気の通り道を作る練習に適するため、導入音として用いやすい。よって選択肢1が正答となる。
【各選択肢の解説】
1. [s]
✅ 正しい(=正答)。持続して産生できる摩擦音で、舌の正中に呼気の通り道を作る練習に適する。
✅ 正しい(=正答)。持続して産生できる摩擦音で、舌の正中に呼気の通り道を作る練習に適する。
2. [n]
❌ 誤り。鼻音で呼気を口腔から出す練習に向かない。正しくは導入には口腔から持続して呼気を出せる摩擦音[s]を用いる。
❌ 誤り。鼻音で呼気を口腔から出す練習に向かない。正しくは導入には口腔から持続して呼気を出せる摩擦音[s]を用いる。
3. [k]
❌ 誤り。軟口蓋音で歯茎音の口蓋化の修正には向かない。正しくは導入には歯茎の摩擦音[s]を用いる。
❌ 誤り。軟口蓋音で歯茎音の口蓋化の修正には向かない。正しくは導入には歯茎の摩擦音[s]を用いる。
4. [r]
❌ 誤り。はじき音で瞬間的な舌の動きが必要で難度が高い。正しくは導入には持続できる摩擦音[s]を用いる。
❌ 誤り。はじき音で瞬間的な舌の動きが必要で難度が高い。正しくは導入には持続できる摩擦音[s]を用いる。
5. [ts]
❌ 誤り。破擦音で[s]より難度が高い。正しくは[s]で正しい構音操作を作ってから破擦音へ進める。
❌ 誤り。破擦音で[s]より難度が高い。正しくは[s]で正しい構音操作を作ってから破擦音へ進める。
【試験対策ポイント】
口蓋化構音は舌が口蓋に接近し呼気が後方へ抜ける。訓練は持続できる摩擦音[s]で、舌尖を下げ正中から呼気を出す感覚を作る(ストロー・ブローイング併用)ことから導入し、破裂・破擦音へ進める。
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