第21回 言語聴覚士国家試験 第179問
機能性構音障害第21回
第21回 言語聴覚士国家試験 第179問(機能性構音障害)の正答は 1 です。すべての歯茎音に口蓋化構音がみられる機能性構音障害児で、訓練導入時に用いる音を選ぶ問題である。
問題
機能性構音障害の6歳児。すべての歯茎音に口蓋化構音がみられる。訓練導入時に用いる音はどれか。
- 1.[s] ✓
- 2.[n]
- 3.[k]
- 4.[r]
- 5.[ts]
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 56.6%標準
53人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 口蓋化構音の訓練導入は摩擦音[s]から
すべての歯茎音に口蓋化構音がみられる機能性構音障害児で、訓練導入時に用いる音を選ぶ問題である。摩擦音[s]は持続して産生でき、舌の正中に呼気の通り道を作る練習に適するため、導入音として用いやすい。よって選択肢1が正答となる。
【各選択肢の解説】
1. [s] …✅正しい(=正答)。持続摩擦音で正中の呼気路を形成しやすい。
2. [n] …鼻音で呼気を口腔から出す練習に向かない。
3. [k] …軟口蓋音で口蓋化の修正には向かない。
4. [r] …はじき音で難度が高い。
5. [ts] …破擦音で[s]より難度が高い。
→ 導入音として適すのは選択肢1である。
【試験対策ポイント】
口蓋化構音は舌が口蓋に接近し呼気が後方へ抜ける。訓練は持続できる摩擦音[s]で、舌尖を下げ正中から呼気を出す感覚を作る(ストロー・ブローイング併用)ことから導入し、破裂・破擦音へ進める。
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