第21回 言語聴覚士国家試験 第183問
運動障害性構音障害第21回
第21回 言語聴覚士国家試験 第183問(運動障害性構音障害)の正答は 2 です。運動障害性構音障害において発話速度の調整に用いられるものを選ぶ問題である。
問題
運動障害性構音障害において発話速度の調整に用いられるのはどれか。
a.タッピング法
b.キーワード法
c.マスキング法
d.デブロッキング法
e.聴覚遅延フィードバック法
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 75.4%やさしい
126人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 発話速度の調整にはタッピング法と聴覚遅延フィードバック法
運動障害性構音障害において発話速度の調整に用いられるものを選ぶ問題である。タッピング法(a)は1拍ずつ手で叩いて速度を落とし、聴覚遅延フィードバック法(e)は遅延した自分の声を聞かせて発話速度を低下させる。よってa・eが正答となる。
【各選択肢の解説】
a. タッピング法
✅ 正しい。発話速度の調整に用いる(=正答)。1拍ずつ区切る。
✅ 正しい。発話速度の調整に用いる(=正答)。1拍ずつ区切る。
b. キーワード法
❌ 誤り。構音訓練の技法(目標音を正しく産生できる語を手がかりに音を導く)で、発話速度の調整法ではない。正しくは構音の誤りを修正する訓練法である。
❌ 誤り。構音訓練の技法(目標音を正しく産生できる語を手がかりに音を導く)で、発話速度の調整法ではない。正しくは構音の誤りを修正する訓練法である。
c. マスキング法
❌ 誤り。雑音を聞かせる技法(吃音等)。正しくは自声の聴覚的フィードバックを雑音で遮る技法で、発話速度の調整法ではない。
❌ 誤り。雑音を聞かせる技法(吃音等)。正しくは自声の聴覚的フィードバックを雑音で遮る技法で、発話速度の調整法ではない。
d. デブロッキング法
❌ 誤り。失語症で保たれた経路から想起を促す技法。正しくは失語症の言語訓練法で、運動障害性構音障害の速度調整法ではない。
❌ 誤り。失語症で保たれた経路から想起を促す技法。正しくは失語症の言語訓練法で、運動障害性構音障害の速度調整法ではない。
e. 聴覚遅延フィードバック法
✅ 正しい。発話速度の調整に用いる(=正答)。DAF。遅れて返る自声を聞くことで発話速度が低下する。
✅ 正しい。発話速度の調整に用いる(=正答)。DAF。遅れて返る自声を聞くことで発話速度が低下する。
【試験対策ポイント】
運動障害性構音障害の発話速度調整=タッピング法・ペーシングボード・聴覚遅延フィードバック(DAF)などで1拍ずつゆっくり話す。速度を落とすことで明瞭度が向上する。
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