第21回 言語聴覚士国家試験 第186問
第21回 言語聴覚士国家試験 第186問(嚥下障害)の正答は 5 です。嚥下障害に対する手術のうち、永久気管孔が必要でないものを選ぶ問題である。
- 1.気管食道吻合術
- 2.喉頭全摘出術
- 3.喉頭気管分離術
- 4.喉頭閉鎖術
- 5.輪状咽頭筋切断術 ✓
正答:5番
初回正答率 63.5%標準
74人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
嚥下障害に対する手術のうち、永久気管孔が必要でないものを選ぶ問題である。輪状咽頭筋切断術は食道入口部(輪状咽頭筋)を切離して通過を改善する嚥下機能改善術で、気道(喉頭・気管)には手を加えないため永久気管孔を必要としない。残りの4つはいずれも気道と食道を分離する誤嚥防止術で、永久気管孔の造設を伴う。よって選択肢5が正答。
【各選択肢の解説】
1.気管食道吻合術 …❌ 誤嚥防止術。気管を離断し永久気管孔を造設する。
2.喉頭全摘出術 …❌ 喉頭を全摘し気管断端を頸部に固定するため永久気管孔を要する。
3.喉頭気管分離術 …❌ 誤嚥防止術。気管を離断し永久気管孔を造設する。
4.喉頭閉鎖術 …❌ 誤嚥防止術。声門を閉鎖し呼吸は気管孔で行うため永久気管孔を要する。
5.輪状咽頭筋切断術 …✅ 必要でない(=正答)。嚥下機能改善術で気道を温存する。
【試験対策ポイント】
嚥下手術は「嚥下機能改善術(輪状咽頭筋切断術・喉頭挙上術など)」と「誤嚥防止術(喉頭気管分離術・喉頭閉鎖術・喉頭全摘出術・気管食道吻合術など)」に大別される。誤嚥防止術は気道と食道を分離するため永久気管孔を造設するが、機能改善術は気道を温存し気管孔を要しない。この二分法で判別できる。
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