STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第21回 言語聴覚士国家試験 第193問

成人聴覚障害第21回

第21回 言語聴覚士国家試験 第193問(成人聴覚障害)の正答は 4 です。中途失聴の成人聴覚障害者について誤っているものを選ぶ問題である。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
中途失聴の成人聴覚障害者について誤っているのはどれか。
  1. 1.難聴の程度が高度化するほど、音韻の異聴傾向は多様化する。
  2. 2.成人期発症では発話明瞭度は保持される。
  3. 3.難聴が高度で発症年齢が低いほど、発話の韻律的側面が平坦化する。
  4. 4.文節よりも音節ごとに区切って話された方が聴取しやすい。
  5. 5.社会的な孤立を招きやすい。

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:4番 — 音節区切りより文節で自然に区切る方が聴取しやすい

中途失聴の成人聴覚障害者について誤っているものを選ぶ問題である。文脈の手がかりを得るには、音節ごとに区切るより文節など意味のまとまりで区切って話す方が聴取しやすい。「音節ごとに区切った方が聴取しやすい」とする選択肢4が誤りで正答となる。


【各選択肢の解説】

1. 難聴が高度化するほど音韻の異聴傾向は多様化する …✅正しい。

2. 成人期発症では発話明瞭度は保持される …✅正しい。発話は既に確立。

3. 高度で発症年齢が低いほど発話の韻律が平坦化する …✅正しい。

4. 文節よりも音節ごとに区切った方が聴取しやすい …✅誤り(=正答)。文節区切りが有利。

5. 社会的な孤立を招きやすい …✅正しい。

→ 誤っているのは選択肢4である。


【試験対策ポイント】
中途失聴者は音声言語が確立済みで発話明瞭度は保たれる。聞き取り支援は、音節単位より文節など意味のまとまりで区切ると文脈が働き聴取しやすい。コミュニケーション制約から孤立を招きやすい。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第21回 全問一覧

▶ 成人聴覚障害 の過去問一覧

スポンサーリンク