STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第21回 言語聴覚士国家試験 第58問

失語症第21回

第21回 言語聴覚士国家試験 第58問(失語症)の正答は 1 です。自発話流暢・聴覚的理解低下・復唱良好という所見から超皮質性感覚失語が想定される。

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問題
自発性流暢、聴覚的理解低下、復唱良好な失語症を呈した脳梗塞患者。出現しないのはどれか。 a.補充現象 b.反復言語 c.補完現象 d.語性錯語 e.反響言語 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:1番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 44.3%難問

97人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-08-21)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:1番 — 超皮質性感覚失語で補充現象・反復言語(パリラリア)は出現しない

自発話流暢・聴覚的理解低下・復唱良好という所見から超皮質性感覚失語が想定される。a補充現象は内耳性難聴の聴覚現象で失語とは無関係、b反復言語(パリラリア=自分の発話の反復)もこの病型の典型ではない。よって出現しないa・bの組合せが正答となる。


【各選択肢の解説】

a. 補充現象 …✅出現しない(=正答)。内耳性難聴の現象で失語と無関係。

b. 反復言語 …✅出現しない(=正答)。自身の発話を反復するパリラリアは非典型。

c. 補完現象 …出現する。慣用句の後半を補える。

d. 語性錯語 …出現する。流暢性失語で頻発。

e. 反響言語 …出現する。他者の発話を繰り返すエコラリアは復唱良好を反映。

→ 出現しないa・bの組合せである1番が正答となる。


【試験対策ポイント】
超皮質性感覚失語=流暢・理解低下・復唱良好(言語野が保たれ周辺が離断)。反響言語・補完現象・語性錯語が出現する。補充現象は聴覚(内耳)の現象で混同しない。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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