第21回 言語聴覚士国家試験 第63問
高次脳機能障害第21回
第21回 言語聴覚士国家試験 第63問(高次脳機能障害)の正答は 3 です。左半側空間無視の症状でないものを選ぶ問題である。
問題
左半側空間無視の症状でないのはどれか。
- 1.左側から声をかけても右を向き続ける。
- 2.トレイの左側にあるおかずを残す。
- 3.左手の麻痺を否定する。 ✓
- 4.右ばかり曲がり、迷う。
- 5.車いすの左側のブレーキをかけ忘れる。
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 70.8%やさしい
89人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 左手の麻痺の否定は病態失認で、半側空間無視ではない
左半側空間無視の症状でないものを選ぶ問題である。「左手の麻痺を否定する」のは病態失認(アノソグノジア)であり、空間の左側を見落とす半側空間無視とは別の症状である。よって選択肢3が正答となる。
【各選択肢の解説】
1. 左から声をかけても右を向き続ける …無視症状。
2. トレイの左側のおかずを残す …無視症状。
3. 左手の麻痺を否定する …✅無視症状でない(=正答)。病態失認。
4. 右ばかり曲がり迷う …無視症状(左方向の探索低下)。
5. 車いすの左側のブレーキをかけ忘れる …無視症状。
【試験対策ポイント】
半側空間無視=左空間の刺激を見落とす(右半球頭頂葉病変に多い)。病態失認=自身の麻痺を認識・否定しない別症状。両者は併発しうるが概念は異なる。
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