STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第21回 言語聴覚士国家試験 第74問

言語発達障害学第21回

第21回 言語聴覚士国家試験 第74問(言語発達障害学)の正答は 3 です。発達性ディスレキシア(読み書きに重度の障害)の中学生への指導で優先順位が低いものを選ぶ問題である。

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問題
中学1年生の女子。知的水準は平均以上。発達性ディスレキシアで、読み書きともに重度の障害がある。学校の指導内容で優先順位が低いのはどれか。
  1. 1.キーボードでの入力を練習する。
  2. 2.英語学習は音声言語から開始する。
  3. 3.分からない語彙を辞書で調べる。
  4. 4.黒板の内容を撮影する。
  5. 5.読み上げソフトウェアを利用する。

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — ディスレキシアで「辞書を引く」は優先順位が低い

発達性ディスレキシア(読み書きに重度の障害)の中学生への指導で優先順位が低いものを選ぶ問題である。読みに重度の困難があるため、辞書を引いて語を調べる課題は負担が大きく優先順位が低い。代替・補助手段の活用を優先する。よって選択肢3が正答となる。


【各選択肢の解説】

1. キーボードでの入力を練習する …✅優先度高い。書字の代替手段。

2. 英語学習は音声言語から開始する …✅優先度高い。文字負荷を避ける。

3. 分からない語彙を辞書で調べる …✅優先度低い(=正答)。読みの負担が大きい。

4. 黒板の内容を撮影する …✅優先度高い。書写の負担軽減。

5. 読み上げソフトウェアを利用する …✅優先度高い。読みの補償。

→ 優先順位が低いのは選択肢3である。


【試験対策ポイント】
ディスレキシア支援は「読み書きの負担を技術で代替・補償する(ICT活用・音声化・撮影)」が基本。読み書きそのものを多用する課題(辞書引き等)は優先度が下がる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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