第21回 言語聴覚士国家試験 第81問
運動障害性構音障害第21回
第21回 言語聴覚士国家試験 第81問(運動障害性構音障害)の正答は 3 です。筋萎縮性側索硬化症(ALS)にみられる発話特徴を問う問題である。
問題
筋萎縮側索硬化症にみられる発話の特徴はどれか。
- 1.閉鼻声を呈する。
- 2.同語を反復する。
- 3.発話速度が遅い。 ✓
- 4.発話が断続的に途切れる。
- 5.声の強さの変動が大きい。
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 57.5%標準
80人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — ALSの発話は発話速度が遅い
筋萎縮性側索硬化症(ALS)にみられる発話特徴を問う問題である。ALSでは球麻痺により痙性・弛緩性が混在する混合性の運動障害性構音障害を呈し、発話速度の低下がみられる。よって選択肢3が正答となる。
【各選択肢の解説】
1. 閉鼻声を呈する …誤り。鼻咽腔閉鎖不全で開鼻声を呈する。
2. 同語を反復する …吃音や保続の特徴で、ALSの典型ではない。
3. 発話速度が遅い …✅正しい(=正答)。緩慢で努力性の発話。
4. 発話が断続的に途切れる …失調性構音障害の特徴に近い。
5. 声の強さの変動が大きい …運動過多性・失調性でみられる特徴。
【試験対策ポイント】
ALSの発話=混合性(痙性+弛緩性)。発話速度低下・努力性・開鼻声・気息性かつ粗糙性の嗄声・子音の歪み。進行性で代替手段(AAC)の導入も検討する。
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