第21回 言語聴覚士国家試験 第89問
小児聴覚障害第21回
第21回 言語聴覚士国家試験 第89問(小児聴覚障害)の正答は 2 です。小児で急性に感音難聴を呈するものを選ぶ問題である。
問題
小児で急性感音難聴を呈するのはどれか。
a.前庭水管拡張症
b.内耳道狭搾
c.小耳症
d.耳硬化症
e.ムンプス難聴
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 76.5%やさしい
102人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 前庭水管拡張症とムンプス難聴は小児の急性感音難聴
小児で急性に感音難聴を呈するものを選ぶ問題である。前庭水管拡張症(a)は軽微な頭部外傷等を契機に急性・変動性に難聴が悪化し、ムンプス難聴(e)は流行性耳下腺炎による急性高度感音難聴をきたす。よってa・eが正答となる。
【各選択肢の解説】
a. 前庭水管拡張症
✅ 正しい(=正答)。急性感音難聴。軽微な頭部外傷などを契機に変動性・進行性に悪化する。
✅ 正しい(=正答)。急性感音難聴。軽微な頭部外傷などを契機に変動性・進行性に悪化する。
b. 内耳道狭窄
❌ 誤り。先天的で急性発症ではない。正しくは内耳道狭窄は蝸牛神経の低形成を伴うことが多い先天性の感音難聴で、出生時から難聴がある。
❌ 誤り。先天的で急性発症ではない。正しくは内耳道狭窄は蝸牛神経の低形成を伴うことが多い先天性の感音難聴で、出生時から難聴がある。
c. 小耳症
❌ 誤り。外耳奇形による伝音難聴。正しくは小耳症は耳介の形成不全で、外耳道閉鎖を伴えば先天性の伝音難聴を呈する。
❌ 誤り。外耳奇形による伝音難聴。正しくは小耳症は耳介の形成不全で、外耳道閉鎖を伴えば先天性の伝音難聴を呈する。
d. 耳硬化症
❌ 誤り。アブミ骨固着による伝音(後に混合)難聴。正しくは耳硬化症はアブミ骨底板の固着で緩徐に進行する伝音難聴で、成人に多い。
❌ 誤り。アブミ骨固着による伝音(後に混合)難聴。正しくは耳硬化症はアブミ骨底板の固着で緩徐に進行する伝音難聴で、成人に多い。
e. ムンプス難聴
✅ 正しい(=正答)。急性感音難聴。多くは一側性高度。
✅ 正しい(=正答)。急性感音難聴。多くは一側性高度。
→ 急性感音難聴であるa・eの組合せである2番が正答となる。
【試験対策ポイント】
ムンプス難聴=流行性耳下腺炎後の一側性高度感音難聴。前庭水管拡張症=軽微な外傷で変動・進行する感音難聴。小耳症・耳硬化症は伝音性で区別する。
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