第22回 言語聴覚士国家試験 第155問
失語症第22回
第22回 言語聴覚士国家試験 第155問(失語症)の正答は 2 です。失語症における発話の流暢性について正しいものを選ぶ。
問題
失語症における発話の流暢性について正しいのはどれか。
a.文法的複雑さは重要な指標である。
b.1/10ぐらいの頻度で発せられる最も長い発話は重要な指標である。
c.標準失語症検査のプロフィールから診断できる。
d.伝導失語は非流暢性失語の一つである。
e.ボストン学派の失語分類において基本をなす概念の一つである。
1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 60.3%標準
151人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 流暢性は文法的複雑さ・最長発話・ボストン学派の基本概念。
失語症における発話の流暢性について正しいものを選ぶ。
【各選択肢の解説】
a. 文法的複雑さは重要な指標である。
✅ 正しい。流暢性の評価に文法面が関わる。
✅ 正しい。流暢性の評価に文法面が関わる。
b. 1/10ぐらいの頻度で発せられる最も長い発話は重要な指標である。
✅ 正しい。最長発話長は流暢性の指標である。
✅ 正しい。最長発話長は流暢性の指標である。
c. 標準失語症検査のプロフィールから診断できる。
❌ 誤り。SLTAプロフィールだけで決まるものではない。正しくは、流暢性は会話(自発話)の観察で発話量・句の長さ・プロソディなどから評価する。
❌ 誤り。SLTAプロフィールだけで決まるものではない。正しくは、流暢性は会話(自発話)の観察で発話量・句の長さ・プロソディなどから評価する。
d. 伝導失語は非流暢性失語の一つである。
❌ 誤り。正しくは伝導失語は流暢性失語に分類される。
❌ 誤り。正しくは伝導失語は流暢性失語に分類される。
e. ボストン学派の失語分類において基本をなす概念の一つである。
✅ 正しい。流暢/非流暢の区分が分類の基本である。
✅ 正しい。流暢/非流暢の区分が分類の基本である。
→ 正しい a,b,e の組合せである2番が正答となる。
【試験対策ポイント】
流暢性は発話量・句の長さ・文法・プロソディなどで判断し、ボストン分類の出発点になる。伝導失語・ウェルニッケ失語・健忘失語などは流暢性失語、ブローカ・全失語は非流暢性失語、と分類を押さえる。
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