第22回 言語聴覚士国家試験 第163問
第22回 言語聴覚士国家試験 第163問(高次脳機能障害)の正答は 4 です。高次脳機能障害のリハビリテーションについて正しいものを選ぶ。
正答:4番
初回正答率 66.7%標準
153人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
高次脳機能障害のリハビリテーションについて正しいものを選ぶ。
【各選択肢の解説】
a.評価はまずWAIS-IIIから始める。
❌ 誤り。主訴や状態に応じて評価を組み立てるべきで、一律にWAISからとはいえない。正しくは面接・行動観察やスクリーニング検査で全体像をつかみ、必要な検査を選んで組み立てる。
b.前頭葉機能の評価にはWAIS-IIIは感度が低い。
✅ 正しい。遂行機能などの前頭葉機能はWAISでは捉えにくい。
c.評価結果を本人・家族に伝える際は、得意なところや強みも伝える。
✅ 正しい。弱点だけでなく強みも含めて支持的に伝える。
d.障害に対する認識や心理状態についても支持的な面接の中で聞き取っていく。
✅ 正しい。障害認識や心理面も支持的な面接の中で丁寧に把握する。
e.高次脳機能障害者の家族への支援は集団では行わない。
❌ 誤り。家族会など集団での支援も有効で、集団を否定しない。正しくは家族会・家族教室などの集団でも家族支援を行う。
→ 正しい b,c,d の組合せである4番が正答となる。
【試験対策ポイント】
高次脳機能障害支援は「弱点だけでなく強みも伝える」「障害認識・心理面を支持的に扱う」が基本。WAISは全般的知能をみるが前頭葉機能(遂行機能)には感度が低く、別の検査を併用する点も押さえる。
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