第22回 言語聴覚士国家試験 第179問
第22回 言語聴覚士国家試験 第179問(機能性構音障害)の正答は 3 です。異常構音としての咽頭破裂音の特徴で正しいものを選ぶ。
- 1.舌根部と咽頭側壁で作られる。
- 2.奥舌が軟口蓋に向かって挙上する。
- 3.こもった音がカ行音、ガ行音に聞こえる。 ✓
- 4.音節を連続させると途切れて聞こえる。
- 5.イ列音に出現しやすい。
正答:3番
初回正答率 39.8%難問
108人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
異常構音としての咽頭破裂音の特徴で正しいものを選ぶ。
【各選択肢の解説】
1.舌根部と咽頭側壁で作られる。
❌ 誤り。側壁ではない。正しくは舌根部と咽頭後壁で作られる。
2.奥舌が軟口蓋に向かって挙上する。
❌ 誤り。咽頭破裂音はより後方の咽頭で閉鎖する。正しくは奥舌の軟口蓋への挙上は正常な軟口蓋音([k][g])の構えである。
3.こもった音がカ行音、ガ行音に聞こえる。
✅ 正しい(=正答)。咽頭での破裂のため、こもったカ行・ガ行のように聞こえる。
4.音節を連続させると途切れて聞こえる。
❌ 誤り。咽頭破裂音にこの特徴はない。正しくは咽頭破裂音の聴覚的特徴は、こもったカ行・ガ行様の音である。
5.イ列音に出現しやすい。
❌ 誤り。イ列音に特異的という特徴はない。正しくは咽頭破裂音は主にカ行音・ガ行音に出現し、イ列音に出やすいのは側音化構音である。
【試験対策ポイント】
咽頭破裂音は軟口蓋より後方(声門より上方)の咽頭で、舌根と咽頭後壁により閉鎖・破裂を作る代償的な異常構音で、こもったカ行・ガ行様に聞こえる。口蓋裂など鼻咽腔閉鎖不全に伴って生じやすい点も押さえる。
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