STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第22回 言語聴覚士国家試験 第190問

聴力検査第22回

第22回 言語聴覚士国家試験 第190問(聴力検査)の正答は 3 です。聴力検査法と検出できる病態の組合せで正しいものを選ぶ。

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問題
聴力検査法と、検出できる病態との組み合わせで正しいのはどれか。
  1. 1.ABR ― 低音に限局する難聴
  2. 2.DPOAE ― auditory neuropathy spectrum disorder
  3. 3.ASSR ― 谷型難聴 ✓
  4. 4.純音聴力検査 ― 聴覚情報処理障害
  5. 5.COR ― 一側性難聴

正答:3番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 37.2%難問

94人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — ASSRは周波数別の閾値推定で谷型難聴を検出できる。

聴力検査法と検出できる病態の組合せで正しいものを選ぶ。


【各選択肢の解説】

1. ABR ― 低音に限局する難聴
❌ 誤り。ABR(クリック)は高音域中心で、低音限局難聴の検出には向かない。正しくは、クリックABRは主に2,000〜4,000Hz付近の閾値を反映し、低音域の難聴は周波数別に測れるASSRや純音聴力検査で捉える。
2. DPOAE ― auditory neuropathy spectrum disorder
❌ 誤り。ANSDではOAEが保たれることが多く、DPOAEでは捉えにくい。正しくは、ANSDは「OAE正常+ABR無反応・異常」の組合せで見つける(DPOAE単独では正常と出る)。
3. ASSR ― 谷型難聴
✅ 正しい(=正答)。ASSRは周波数ごとに閾値を推定でき、谷型(特定周波数で低下)の難聴を検出できる。
4. 純音聴力検査 ― 聴覚情報処理障害
❌ 誤り。聴覚情報処理障害は純音聴力が正常でも生じ、純音検査では検出できない。正しくは、聴覚情報処理障害は雑音下の語音聴取検査や両耳分離聴検査などで評価する。
5. COR ― 一側性難聴
❌ 誤り。CORは音源定位を用いる両耳的な検査で、一側性難聴の検出には不向き。正しくは、CORは音場で両耳同時に聞くため良い方の耳の聴力を反映し、左右別の評価にはABR・ASSRなどを用いる。

【試験対策ポイント】

ASSRは周波数特異的に閾値を推定できるのが強みで、谷型など周波数依存の難聴に有用。ABR(クリック)は高音域中心、ANSDはOAE正常・ABR異常、と各検査の得意・不得意を対応づける。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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