STカコモン — 言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第22回 言語聴覚士国家試験 第195問

小児聴覚障害第22回
指文字の形態が仮名文字の表象と対応しているのはどれか。
  1. 1.
  2. 2.
  3. 3.
  4. 4.ヘ ✓
  5. 5.

正答:4番

解説
■ 正答:4番 — ヘ 指文字(日本語指文字)は、仮名文字の形を手指で表現する体系です。「ヘ」の指文字は、人差し指と中指を立てた形が、仮名文字「ヘ」の横線と斜め線の形態と対応しています。聴覚障害児の言語獲得において、指文字は音韻情報を視覚的に提示する重要なツールとなります。 --- 【各選択肢の解説】 1. ア ❌ 誤り。「ア」の指文字の形態は、仮名文字「ア」の字形と対応していません。指文字では「ア」を表現する際の手指の形が、文字の形とは異なる配置になります。 2. カ ❌ 誤り。「カ」の指文字の形態は、仮名文字「カ」の字形と明確な対応関係がありません。指文字体系では別の手指配置で表現されます。 3. タ ❌ 誤り。「タ」の指文字の形態は、仮名文字「タ」の形を手指で直接表現したものではなく、指文字体系の別の規則に従って表現されます。 4. ヘ ✅ 正しい。「ヘ」の指文字は、人差し指と中指を立てた形で表現され、この手指の形が仮名文字「ヘ」の横線と斜め線の字形と視覚的に対応しています。これは指文字体系で最も字形対応が明確な例の一つです。 5. セ ❌ 誤り。「セ」の指文字の形態は、仮名文字「セ」の字形と対応していません。指文字の規則に基づいた別の手指配置で表現されます。 --- 【試験対策ポイント】 指文字(日本語指文字)の特徴: - 46音それぞれが定められた手指形態と配置で表現 - 仮名文字の字形と手指の形が対応しているもの、していないものが存在 - 聴覚障害児の読み書き能力発達に活用される視覚情報提示手段 字形対応の見分け方: - 対応あり:「ヘ」(人差し指・中指で横線と斜め線)など少数 - 対応なし:大多数の仮名文字は指文字体系の独自規則に従う - 試験では「形態が対応している」例を識別させられることが多い 聴覚障害児教育における指文字の役割: - 音韻情報を視覚的に表示 - 手話との併用により言語獲得を促進 - 読み書き学習の補助手段として機能
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