第22回 言語聴覚士国家試験 第61問
第22回 言語聴覚士国家試験 第61問(失語症)の正答は 5 です。失語症の言語訓練法を問う。
- 1.行動変容法では目標行動を設定する。
- 2.機能再編成法では学習能力が必要とされる。
- 3.刺激法では聴覚刺激も視覚刺激も活用される。
- 4.遮断除去法は言語様式間に成績差がある場合に適用できる。
- 5.語用論的アプローチでは単語属性のコントロールが必要である。 ✓
正答:5番
初回正答率 38.5%難問
143人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
失語症の言語訓練法を問う。誤っているものを選ぶ。
【各選択肢の解説】
1.行動変容法では目標行動を設定する。
✅ 正しい。強化により目標行動を形成する。
2.機能再編成法では学習能力が必要とされる。
✅ 正しい。代替経路を新たに学習するため学習能力を要する。
3.刺激法では聴覚刺激も視覚刺激も活用される。
✅ 正しい。多感覚の強い刺激を用いる。
4.遮断除去法は言語様式間に成績差がある場合に適用できる。
✅ 正しい。良い様式で悪い様式を賦活する。
5.語用論的アプローチでは単語属性のコントロールが必要である。
❌ 誤り(=正答)。語用論的アプローチ(PACEなど)は実用的コミュニケーションの促進を目的とし、単語の頻度や心像性といった属性の統制を前提とはしない。正しくは、語用論的アプローチは実際のやりとりで情報が伝わることを重視する方法で、単語属性のコントロールが求められるのは刺激法など語レベルの訓練である。
【試験対策ポイント】
単語属性(頻度・心像性・語長)のコントロールは刺激法など語レベルの訓練の話。語用論的アプローチは「伝わるやりとり」を重視する点で性格が異なる。
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