第22回 言語聴覚士国家試験 第67問
第22回 言語聴覚士国家試験 第67問(言語発達学)の正答は 5 です。文理解の方略は意味(語彙)方略→語順方略→助詞方略の順に移る。
- 1.2語連鎖の出現 ― 1歳後半~2歳後半
- 2.語形態変化の出現 ― 2歳代
- 3.助詞「が」「は」の出現 ― 2~3歳
- 4.名詞+格助詞+動詞の復唱の安定 ― 2歳後半~3歳後半
- 5.助詞方略での構文理解 ― 3~4歳 ✓
正答:5番
初回正答率 27.6%難問
123人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
文理解の方略は意味(語彙)方略→語順方略→助詞方略の順に移る。3〜4歳は語順方略が主の時期で、助詞を手がかりにした理解が安定するのはそれより後である。
【各選択肢の解説】
1.2語連鎖の出現 ― 1歳後半~2歳後半
✅ 正しい。1語文の時期に続き、1歳後半ごろから2語連鎖が現れる。
2.語形態変化の出現 ― 2歳代
✅ 正しい。動詞の活用(「〜た」「〜ない」など)が2歳代に現れる。
3.助詞「が」「は」の出現 ― 2~3歳
✅ 正しい。格助詞・係助詞の表出は2〜3歳ごろに現れる。
4.名詞+格助詞+動詞の復唱の安定 ― 2歳後半~3歳後半
✅ 正しい。3語程度の文を助詞つきで復唱できるようになる時期として妥当。
5.助詞方略での構文理解 ― 3~4歳
❌ 誤り(=正答)。3〜4歳は「はじめの名詞を動作主とみなす」語順方略が主で、受動文や語順を入れ替えた文を誤りやすい。正しくは、助詞を手がかりにした構文理解は語順方略の後に獲得されるもので、3〜4歳はまだ語順方略が主の時期にあたる。
【試験対策ポイント】
文理解の方略は「意味方略→語順方略(早い)→助詞方略(遅い)」の順で発達する。3〜4歳はまだ語順方略が主の時期、と押さえると時期のずれを見抜ける。
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