第22回 言語聴覚士国家試験 第76問
音声障害第22回
第22回 言語聴覚士国家試験 第76問(音声障害)の正答は 3 です。一側性声帯麻痺による嗄声で、正常より小さく(低く)なる検査値を2つ選ぶ。
問題
一側性声帯麻痺による嗄声を呈する患者において、検査値が正常より小さくなるのはどれか。
a.肺活量
b.声 域
c.最長発声持続時間
d.発声時平均呼気流率
e.基本周波数のゆらぎ(PPQ)
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 34.5%難問
55人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 声門閉鎖不全では声域と最長発声持続時間が小さくなる。
一側性声帯麻痺による嗄声で、正常より小さく(低く)なる検査値を2つ選ぶ。
【各選択肢の解説】
a.❌ 肺活量:呼吸機能自体は保たれるため、ふつう低下しない。
b.✅ 声域:声門閉鎖不全により出せる高さ・強さの範囲が狭まり、小さくなる。該当する。
c.✅ 最長発声持続時間:呼気が漏れて長く声を保てず、短く(小さく)なる。該当する。
d.❌ 発声時平均呼気流率:声門の隙間から呼気が漏れるため、むしろ増加する。
e.❌ 基本周波数のゆらぎ(PPQ):振動が不安定になり、むしろ増加する。
→ 小さくなる b,c の組合せである3番が正答となる。
【試験対策ポイント】
声門閉鎖不全(声帯麻痺)の鍵は「呼気が漏れる」。MPTと声域は短く・狭くなり、平均呼気流率やゆらぎ(PPQ・声の不安定さ)は増える、と増減の向きで整理する。
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