STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第22回 言語聴覚士国家試験 第86問

嚥下障害第22回

第22回 言語聴覚士国家試験 第86問(嚥下障害)の正答は 3 です。嚥下障害の手技・訓練と目的の対応を問う。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
嚥下障害の治療・対応について誤っているのはどれか。
  1. 1.頭部挙上訓練 ― 食道入口部開大
  2. 2.息こらえ嚥下法 ― 声門閉鎖強化
  3. 3.頸部回旋 ― 咽頭挙上の強化
  4. 4.交互嚥下 ― 咽頭残留物の軽減
  5. 5.アンカー強調嚥下法 ― 舌運動の補強

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 66.7%標準

66人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 頸部回旋は残留物の通過を改善する手技で、咽頭挙上の強化ではない。

嚥下障害の手技・訓練と目的の対応を問う。誤っているものを選ぶ。


【各選択肢の解説】

1.❌ 頭部挙上訓練 ― 食道入口部開大:シャキア訓練で喉頭挙上筋を鍛え、入口部の開大を促す。正しい。
2.❌ 息こらえ嚥下法 ― 声門閉鎖強化:嚥下前に息をこらえ声門を閉じる。正しい。
3.✅誤り(=正答)頸部回旋 ― 咽頭挙上の強化:頸部回旋は麻痺側の梨状窩をふさいで健側へ食塊を誘導し、残留物の通過を助ける手技で、咽頭挙上を強化するものではない。組合せが誤り。
4.❌ 交互嚥下 ― 咽頭残留物の軽減:性状の異なる食物を交互に嚥下し残留を流す。正しい。
5.❌ アンカー強調嚥下法 ― 舌運動の補強:舌を固定して嚥下し舌運動を補強する。正しい。


【試験対策ポイント】

頸部回旋は「向いた側(患側)の通り道を閉じ、健側へ流す」代償手技。目的は残留の軽減・通過改善であって、筋力強化訓練ではない点が引っかけ。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第22回 全問一覧

▶ 嚥下障害 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)