STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第22回 言語聴覚士国家試験 第86問

嚥下障害第22回

第22回 言語聴覚士国家試験 第86問(嚥下障害)の正答は 3 です。嚥下障害の手技・訓練と目的の対応を問う。

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問題
嚥下障害の治療・対応について誤っているのはどれか。
  1. 1.頭部挙上訓練 ― 食道入口部開大
  2. 2.息こらえ嚥下法 ― 声門閉鎖強化
  3. 3.頸部回旋 ― 咽頭挙上の強化 ✓
  4. 4.交互嚥下 ― 咽頭残留物の軽減
  5. 5.アンカー強調嚥下法 ― 舌運動の補強

正答:3番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 65.9%標準

138人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 頸部回旋は残留物の通過を改善する手技で、咽頭挙上の強化ではない。

嚥下障害の手技・訓練と目的の対応を問う。誤っているものを選ぶ。


【各選択肢の解説】

1.頭部挙上訓練 ― 食道入口部開大
✅ 正しい。シャキア訓練で喉頭挙上筋を鍛え、入口部の開大を促す。

2.息こらえ嚥下法 ― 声門閉鎖強化
✅ 正しい。嚥下前に息をこらえ声門を閉じる。

3.頸部回旋 ― 咽頭挙上の強化
❌ 誤り(=正答)。頸部回旋は麻痺側の梨状窩をふさいで健側へ食塊を誘導し、残留物の通過を助ける手技で、咽頭挙上を強化するものではない。組合せが誤り。正しくは頸部回旋の目的は食塊の通過改善・咽頭残留の軽減である。

4.交互嚥下 ― 咽頭残留物の軽減
✅ 正しい。性状の異なる食物を交互に嚥下し残留を流す。

5.アンカー強調嚥下法 ― 舌運動の補強
✅ 正しい。舌を固定して嚥下し舌運動を補強する。


【試験対策ポイント】

頸部回旋は「向いた側(患側)の通り道を閉じ、健側へ流す」代償手技。目的は残留の軽減・通過改善であって、筋力強化訓練ではない点が引っかけ。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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