第22回 言語聴覚士国家試験 第95問
第22回 言語聴覚士国家試験 第95問(成人聴覚障害)の正答は 4 です。45歳の先天性聴覚障害者の発話の特徴を問う。
- 1.滞続言語
- 2.エコラリア
- 3.断続性発話
- 4.こもった発話 ✓
- 5.ジャルゴン発話
正答:4番
初回正答率 65.7%標準
143人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
45歳の先天性聴覚障害者の発話の特徴を問う。
【各選択肢の解説】
1.滞続言語
❌ 誤り。話題や文脈に関係なく同じ語句・内容をくり返し話す症状で、前頭側頭型認知症(ピック病)でみられる。正しくは滞続言語は前頭側頭型認知症などでみられる、同じ語句・話を繰り返す症状である。先天性聴覚障害者の発話で典型的なのはこもった発話(選択肢4)である。
2.エコラリア
❌ 誤り。相手の言葉をそのまま反復する反響言語。正しくは自閉スペクトラム症や超皮質性失語などでみられる症状である。
3.断続性発話
❌ 誤り。途切れがちな発話で、本問の典型像ではない。正しくは断続性発話は失調性構音障害などの運動障害性構音障害でみられる、発話が途切れ途切れになる特徴である。
4.こもった発話
✅ 正しい(=正答)。聴覚フィードバックが乏しいため、共鳴や構音が不明瞭でこもった発話になりやすい。
5.ジャルゴン発話
❌ 誤り。意味をなさない発話で、ウェルニッケ失語などでみられる。正しくは流暢性失語の症状で、聴覚障害の発話の特徴ではない。
【試験対策ポイント】
先天性聴覚障害(ろう)者の発話は、自分の声を聞いて修正できないため「こもった・不明瞭・抑揚の乏しい」発話になりやすい、と背景から理解する。
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