第22回 言語聴覚士国家試験 第97問
第22回 言語聴覚士国家試験 第97問(補聴器・人工内耳)の正答は 1 です。補聴器のハウリング(ピー音)抑制に用いる方式を問う。
正答:1番
初回正答率 45.2%難問
93人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
補聴器のハウリング(ピー音)抑制に用いる方式を問う。2つ選ぶ。
【各選択肢の解説】
a.逆位相方式
✅ 正しい。ハウリング成分と逆位相の音を加えて打ち消す。該当する。
b.周波数シフト方式
✅ 正しい。出力周波数をわずかにずらして帰還を断つ。該当する。
c.ノンリニア増幅方式
❌ 誤り。入力に応じて利得を変える圧縮の方式で、ハウリング抑制が目的ではない。正しくは小さい音を大きく・大きい音は抑えて、狭くなった聴覚のダイナミックレンジに収めるための方式である。
d.パルスノイズサプレッサー機能
❌ 誤り。突発的な雑音を抑える機能で、ハウリング抑制ではない。正しくは食器の音などの衝撃音を抑える機能である。
e.マルチチャンネル方式
❌ 誤り。帯域を分割して調整する方式で、ハウリング抑制が目的ではない。正しくは周波数帯域ごとに利得や圧縮を調整するための方式である。
→ ハウリング抑制である a,b の組合せである1番が正答となる。
【試験対策ポイント】
ハウリングは出力音がマイクに回り込む帰還現象。対策は「逆位相で打ち消す」「周波数をずらして帰還を断つ」が代表。圧縮や帯域分割は音質調整の機能で目的が異なる。
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