第22回 言語聴覚士国家試験 第98問
第22回 言語聴覚士国家試験 第98問(補聴器・人工内耳)の正答は 2・4 です。小児人工内耳適応基準(2014)の語音明瞭度の条件は「50%未満」で、遺伝子検査は適応の必須条件に入っていない。
- 1.適応は1歳以上(体重8kg以上)
- 2.補聴器装用下での最高語音明瞭度は50%以下 ✓
- 3.裸耳の聴力検査で平均聴力レベルは90dB以上
- 4.手術前の遺伝子検査は必須 ✓
- 5.中耳炎など感染症の活動期の手術は禁忌
正答:2・4番
初回正答率 62.5%標準
96人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
小児人工内耳適応基準(2014)の語音明瞭度の条件は「50%未満」で、遺伝子検査は適応の必須条件に入っていない。
【各選択肢の解説】
1.適応は1歳以上(体重8kg以上)
✅ 正しい。適応年齢は原則1歳以上(体重8kg以上)とされる(日本耳鼻咽喉科学会 小児人工内耳適応基準 2014)。
2.補聴器装用下での最高語音明瞭度は50%以下
❌ 誤り(=正答)。正しくは、裸耳の平均聴力レベル90dB以上が確認できない場合に、6か月以上の最適な補聴器装用を行ったうえで、装用下の最高語音明瞭度が50%未満であることが条件である(同基準 2014)。
3.裸耳の聴力検査で平均聴力レベルは90dB以上
✅ 正しい。裸耳での平均聴力レベル90dB以上が聴力の条件の一つである(同基準 2014)。
4.手術前の遺伝子検査は必須
❌ 誤り(=正答)。遺伝学的検査は難聴の原因や予後の推定に有用だが、適応の条件ではない。正しくは、手術前の遺伝子検査は必須ではない。
5.中耳炎など感染症の活動期の手術は禁忌
✅ 正しい。中耳炎などの感染症の活動期は禁忌とされる(同基準 2014)。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 小児人工内耳適応基準(2014) |
|---|---|
| 年齢 | 原則1歳以上(体重8kg以上) |
| 聴力 | 裸耳の平均聴力レベル90dB以上 |
| 補聴効果 | 6か月以上の最適な補聴器装用下で平均聴力レベル45dBより改善しない、または最高語音明瞭度50%未満 |
| 禁忌 | 中耳炎などの感染症の活動期 |
「以下/未満」の入れ替えと「必須」の言い切りが引っかけ。
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