STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第23回 言語聴覚士国家試験 第111問

呼吸系第23回

第23回 言語聴覚士国家試験 第111問(呼吸系)の正答は 3 です。機能性閉鼻声は、鼻腔・鼻咽腔に器質的な閉塞がないのに鼻腔共鳴が減る状態である。

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問題
機能性閉鼻声を呈するのはどれか。
  1. 1.上咽頭癌
  2. 2.偽(仮)性球麻痺
  3. 3.耳管開放症 ✓
  4. 4.重症筋無力症
  5. 5.アデノイド増殖症

正答:3番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 39.3%難問

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同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 耳管開放症は機能性閉鼻声を呈する

機能性閉鼻声は、鼻腔・鼻咽腔に器質的な閉塞がないのに鼻腔共鳴が減る状態である。耳管開放症では自声強聴を緩和しようと鼻すすりや軟口蓋の挙上が習慣化し、機能性の閉鼻声を呈する。上咽頭癌・アデノイド増殖症は器質的閉鼻声、偽性球麻痺・重症筋無力症は鼻咽腔閉鎖不全による開鼻声をきたす。


【各選択肢の解説】

1. 上咽頭癌
❌ 誤り。腫瘍による器質的閉鼻声。正しくは腫瘍が上咽頭をふさぐ器質性閉鼻声を呈する。
2. 偽(仮)性球麻痺
❌ 誤り。鼻咽腔閉鎖不全による開鼻声。正しくは軟口蓋の運動障害で開鼻声を呈する。
3. 耳管開放症
✅ 正しい(=正答)。器質的閉塞がなく機能性閉鼻声を呈する。
4. 重症筋無力症
❌ 誤り。易疲労性の鼻咽腔閉鎖不全で開鼻声。正しくは話し続けると増悪する開鼻声を呈する。
5. アデノイド増殖症
❌ 誤り。増殖組織による器質的閉鼻声。正しくは肥大したアデノイドが上咽頭をふさぐ器質性閉鼻声を呈する。

【試験対策ポイント】

閉鼻声=鼻腔共鳴の低下。器質的(上咽頭癌・アデノイド)と機能性(耳管開放症など閉塞のないもの)を区別。鼻咽腔閉鎖不全は逆に開鼻声をきたす。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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