STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第23回 言語聴覚士国家試験 第132問

言語発達学第23回

第23回 言語聴覚士国家試験 第132問(言語発達学)の正答は 2 です。乳児期のコミュニケーション発達の概念と内容の組合せを問う。

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問題
誤っている組合せはどれか。
  1. 1.育児語 ――― 足場
  2. 2.原会話 ――― 記号的認識
  3. 3.間主観性 ――― 伝染
  4. 4.要求の指さし ――― 目的-手段関係
  5. 5.三項関係 ――― 社会的参照

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 原会話は前言語的やりとりで「記号的認識」とは対応しない

乳児期のコミュニケーション発達の概念と内容の組合せを問う。原会話(protoconversation)は乳児と養育者の前言語的な交互のやりとりで、間主観性の基盤となる。記号(シンボル)の認識以前の段階であり、「記号的認識」との組合せは誤り。


【各選択肢の解説】

1. 育児語―足場 — ❌ 正しい。育児語は学習の足場(スキャフォールディング)となる。

2. 原会話―記号的認識 — ✅誤り(=正答)。原会話は前言語的やりとりで、記号的認識の段階ではない。

3. 間主観性―伝染 — ❌ 正しい。情動の伝染が間主観性の基盤となる。

4. 要求の指さし―目的-手段関係 — ❌ 正しい。手段としての指さしで要求を伝える。

5. 三項関係―社会的参照 — ❌ 正しい。自己・他者・対象の三項関係で社会的参照が成立。

【試験対策ポイント】

前言語期の発達=原会話(交互のやりとり)→間主観性→三項関係・社会的参照→指さし。原会話は記号以前の情動的やりとりであり、記号的認識とは段階が異なる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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