第23回 言語聴覚士国家試験 第139問
呼吸系第23回
第23回 言語聴覚士国家試験 第139問(呼吸系)の正答は 5 です。音声の音源について問う。
問題
音声の音源について誤っているのはどれか。
- 1.口腔内圧の急激な解放が破裂音源となる。
- 2.声帯振動の周期が短くなるとピッチが上昇する。
- 3.声門開放率が減少すると張りのある声質になる。
- 4.摩擦音源は声道のどこかに生じる狭めを呼気が通過することで生じる。
- 5.声帯音源の振幅スペクトルは通常1オクターブ上昇するごとに12dB増加する。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 58.2%標準
55人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 声帯音源スペクトルは1オクターブごとに約12dB「減少」する
音声の音源について問う。声帯音源(声門音源)の振幅スペクトルは高域に向かって減衰し、1オクターブ上昇するごとにおよそ12dB「減少」する。「12dB増加する」とする選択肢5は方向が逆で誤り。
【各選択肢の解説】
1. 口腔内圧の急激な解放が破裂音源となる。 — ❌ 正しい。閉鎖の解放で破裂音源が生じる。
2. 声帯振動の周期が短くなるとピッチが上昇する。 — ❌ 正しい。周期が短い=周波数が高い=ピッチ上昇。
3. 声門開放率が減少すると張りのある声質になる。 — ❌ 正しい。閉鎖相が長く高次倍音が増し張りのある声に。
4. 摩擦音源は声道のどこかに生じる狭めを呼気が通過することで生じる。 — ❌ 正しい。狭めでの乱流が摩擦音源。
5. 声帯音源の振幅スペクトルは通常1オクターブ上昇するごとに12dB増加する。 — ✅誤り(=正答)。約12dB「減少(減衰)」する。
【試験対策ポイント】
声帯音源=高域へ約-12dB/オクターブで減衰するスペクトル。声道の共鳴(フォルマント)がこれを変調して母音などの音色を作る。
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